「換毛期だから毎日ファーミネーターをかけていたら、柴犬の毛が薄くなった気がする…」
「柴犬にファーミネーターは使っていいの?どのくらいの頻度ならやりすぎにならない?」
柴犬にファーミネーターは使えます。メーカーも、柴犬をおすすめの犬種に挙げています。ただし、やりすぎると皮膚に負担がかかるので、メーカーがすすめる週1〜2回、1回10〜20分を目安にし、強く押しつけないことが大切です。
この記事では、柴犬の被毛の特徴と、ファーミネーターのやりすぎで起こること、正しい頻度と使い方、換毛期の毎日のケア、ハゲを防ぐコツと対処法までまとめました。
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最終更新日:2026年10月21日
記事の読了時間:約6分
- ● 柴犬に使えるか:メーカーのおすすめ犬種だが、やりすぎると皮膚に負担がかかる
- ● 正しい頻度と使い方:メーカーの目安と、毛玉ほぐしから仕上げまでの手順
- ● 換毛期のケア:ファーミネーターを使わない日のお手入れと、やりすぎた時の対処
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柴犬にファーミネーターは使える?やりすぎで起こること
ファーミネーターのメーカーは、柴犬を「おすすめの犬種」の一覧に挙げています(FURminator)。柴犬はアンダーコートのある犬種なので、換毛期の抜け毛のお手入れに向いている道具です。
柴犬の被毛:硬い上毛と、やわらかい下毛
柴犬の被毛と換毛期の特徴
柴犬の体は、硬くて真っすぐな上毛(トップコート)で覆われています。おなか側やほおなどには、「裏白」と呼ばれる白くやわらかい下毛(アンダーコート)があります(ロイヤルカナン)。
ふだんの抜け毛は、定期的なブラッシングで十分にお手入れできる量です。ただし、年に2回の換毛期には、抜け毛がとても多くなります(ロイヤルカナン)。この時期に、ついファーミネーターをかけすぎてしまいがちです。
ファーミネーターをやりすぎるとどうなる?
ファーミネーターは、ステンレスの歯でアンダーコートを取り除く道具です。メーカーの説明では、皮膚に強く押しつけたり、無理に引っぱったりすると、炎症を起こすおそれがあるとされています。
メーカーも、一か所に長く当てず、体全体をまんべんなくとかすよう案内しています(FURminator)。同じ所ばかりとかすと、皮膚に負担がかかり、毛が薄く見える原因にもなります。次のような様子がないか、使った後に確かめましょう。
- ● ブラシをかけた所が赤くなっている
- ● 地肌が透けて見える所がある
- ● 次の日になっても赤みが引かない
- ● ブラシを見せると嫌がる、逃げようとする
柴犬は皮膚の様子にも気をつけたい犬種
柴犬は、食物アレルギーや接触性アレルギー、アトピー性皮膚炎になることがある犬種とされています。かゆみや赤み、毛が抜けるといった様子に気づいたら、早めに獣医師に相談するようすすめられています(ロイヤルカナン)。
商品の説明でも、皮膚に炎症がある時や、皮膚が弱い子には使わないよう書かれています。赤みやかゆみがある時はファーミネーターを使わず、動物病院に相談しましょう。
嫌がる時は無理をしない
ブラッシングを嫌がる時に押さえつけて続けると、ブラシ自体を嫌いになってしまうことがあります。嫌がるそぶりを見せたら、その日は終わりにしましょう。
慣れていない子は、背中など触られても平気な所を、短い時間だけとかすところから始めます。耳としっぽは敏感な所なので、特に気をつけましょう(FURminator)。
ファーミネーターを選ぶ時は、毛の長さに合ったモデルを選ぶようメーカーが案内しています(FURminator)。柴犬は毛が短めなので、短毛種用が合います。体の大きさによっては小型犬用が合う子もいるので、商品ページの体重の目安で確かめましょう。
ファーミネーター 中型犬 M 短毛種用
歯が皮膚に食い込むのを防ぐエッジガードが付いた、中型犬向けのファーミネーターです。ボタンを押すと、歯についた毛をまとめて取り除けます。偽物も出回っているので、販売元を確かめて、正規の販売店から買いましょう。
柴犬にファーミネーターを使う適切な頻度と正しい使い方
頻度と時間の目安
ファーミネーターのメーカーは、1週間に1〜2回、1回10〜20分の使用をすすめています。抜け毛が多い時期は、もっと回数を増やしてもよいとしています(FURminator)。
換毛期に回数を増やす時も、同じ所に長く当て続けず、体全体をまんべんなくとかしましょう。時間はあくまで目安なので、嫌がる時や皮膚が赤い時は、途中でもやめましょう。
ファーミネーターは3ステップで正しく使おう
毛玉ほぐしから仕上げまでの3ステップ
- ①スリッカーブラシで毛の流れに沿ってとかし、毛玉やもつれをほぐす
- ②ファーミネーターを、強く押しつけずに毛の流れに沿って動かす
- ③コームで浮いた毛を取り、毛並みを整える
メーカーも、毛玉やもつれがある時は、ファーミネーターを使う前にほぐすよう案内しています。毛の流れに沿って、首の付け根から尾の方へ動かすのが基本です(FURminator)。
ペッツルート フルーツ村のやさしいスリッカーS
ファーミネーターの前に、毛玉やもつれをほぐすのに使えるスリッカーブラシです。
岡野 ONS 高級両目金櫛 犬用 小
金属製の両目コームです。仕上げに、浮いた毛を取って毛並みを整えるのに使えます。
毛が引っかかりやすい時は、ブラッシングスプレーで滑りを良くする方法もあります。ただし、皮膚に赤みがある時や皮膚が弱い子には、ファーミネーター自体を使わないよう商品の説明に書かれています。
A.P.D.C. グルーミングスプレー 250mL
全犬種に使えるとされている、ティーツリーの香りのブラッシングスプレーです。メーカーは、切れ毛や毛玉、乾燥、静電気の対策をうたっています。
とかす時に気をつけたい所
- ● 耳としっぽ:敏感な所なので、特に気をつける(FURminator)
- ● おなか側やほお:「裏白」と呼ばれるやわらかい下毛がある所なので、力を入れずにとかす
- ● 足先や顔周り:細かく動きやすい所なので、無理に当てずコームでお手入れする
とかしている途中で、皮膚に赤い所やかさぶた、できものなどを見つけたら、その日はファーミネーターを使うのをやめて、動物病院に相談しましょう。
ファーミネーターを使わない日は、別のブラシでお手入れ
換毛期は抜け毛が多いので、毎日でもお手入れしたくなります。ファーミネーターを使わない日は、刺激の少ないブラシで、浮いた毛をやさしく取りましょう。
タングルティーザー ペットティーザー パピー
タングルティーザーの犬用ブラシです。ファーミネーターを使わない日のお手入れに使えます。
ハゲを防ぐコツと、やりすぎた時の対処
ハゲを防ぐには、1回10〜20分を守り、同じ所に長く当てず、強く押しつけないことが基本です。地肌が透けて見えてきたら、その日はやめましょう。なお、柴犬は皮膚のトラブルで毛が抜けることもあります。ブラシのせいと決めつけず、毛が薄い所が気になる時は動物病院に相談しましょう。
やりすぎてしまった時は、次の順番で対処します。
- ①ファーミネーターを使うのをやめて、皮膚を休ませる
- ②赤みや熱っぽさ、かゆがる様子がないかを見る
- ③赤みやかゆみ、痛がる様子がある時は、動物病院に相談する。使った道具や時間、とかした場所を伝えると安心です
柴犬とファーミネーターのよくある質問
A:柴犬は毛が短めなので、短毛種用を選びます。中型犬用が合う子が多いですが、体の小さい子は小型犬用が合うこともあります。商品ページの体重の目安で確かめましょう。
A:メーカーは回数を増やしてもよいとしていますが、毎日長い時間使う必要はありません。ファーミネーターを使わない日は、別のブラシでお手入れしましょう。
A:ファーミネーターを使うのをやめて、皮膚を休ませましょう。赤みやかゆみ、痛がる様子がある時は、動物病院に相談してください。くわしくは「ハゲを防ぐコツと、やりすぎた時の対処」で紹介しています。
A:子犬に使える時期について、メーカーのはっきりした説明は見つかりませんでした。子犬のうちはやわらかいブラシでブラッシングに慣らし、使う時期はかかりつけの動物病院に相談すると安心です。
A:メーカーによると、本物の作りの特徴は時々変わるため、見た目だけで見分けるのは難しいとされています。販売元を確かめて、正規の販売店から買うのがいちばん確実です。
まとめ
柴犬にファーミネーターは使えますが、やりすぎは禁物です。
- ● 頻度:メーカーの目安は週1〜2回、1回10〜20分
- ● 使い方:毛玉をほぐしてから、毛の流れに沿ってやさしくとかす
- ● 換毛期:使わない日は別のブラシでお手入れする
- ● 皮膚:赤みやかゆみがある時は使わず、動物病院に相談する
柴犬の皮膚の様子を見ながら、無理のないペースで抜け毛ケアを続けましょう。
参考資料と出典
- ※本記事は情報の提供を目的としており、専門的な獣医療アドバイスではありません。愛犬の体調や皮膚に不安がある場合は、自己判断せず必ず獣医師や専門機関にご相談ください。
- ※紹介している商品の価格や仕様は、2026年10月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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