「窓を開けて換気したいけど、猫が出ていきそうで開けられない」
「ベランダから落ちたらどうしよう…」
猫の脱走防止は、ベランダと窓の対策も欠かせません。まずは窓ロックや窓用の柵で、猫が通れない幅でしか窓を開けられないようにしましょう。ベランダには出さないのが基本ですが、出すなら手すりの上から天井までネットで囲って、転落と脱走を防ぎましょう。
ただし、マンションのベランダは共用部分とされていることが多く、避難はしごや隣との仕切り板の前はふさげません。
この記事では、窓とベランダで脱走や転落が起こる理由と、場所ごとの対策をまとめました。おすすめのグッズ7選や、100均でDIYする時の注意点も紹介します。
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最終更新日:2026年10月21日
記事の読了時間:約14分
- ● 窓の脱走防止:窓ロックで開く幅を決める方法と、窓用の柵の選び方
- ● ベランダの脱走と転落の防止:ネットやゲートの付け方と、マンションで気をつけること
- ● おすすめグッズ7選:窓用とベランダ用を、使う場所と付け方で比較
場所に合わせて選ぶ、窓とベランダの脱走防止グッズ5選
換気だけなら1位/腰高窓を大きく開けるなら2位/ベランダに出さないなら3位/ベランダを囲うなら4位/手すりのすき間には7位
猫の脱走防止でベランダと窓が大切な理由|脱走と転落の危険
猫が窓を自分で開けることもある
猫は、自分で窓を開けて外に出てしまうことがあります。獣医師が監修した記事でも、窓には鍵をかけて、猫が自分で開けられないようにすることがすすめられています。
窓を開けて換気している時も油断できません。少しだけ開けたつもりでも、そのすき間から出てしまうことがあります。
ベランダからの転落でケガをすることも
「猫は高い所から落ちても平気」と思われがちですが、そうとは限りません。獣医師が監修した記事では、2階から落ちて重いケガをした例もあると紹介されています。着地した場所に柵や溝があると、あごや胸をぶつけて骨折することもあるようです。
1才前後の若い猫は、興奮して開いた窓から落ちることが多いともいわれます。もし落ちてしまった時は、元気そうに見えても、すぐに動物病院に連れていきましょう。
鳥や虫、外の音に反応して飛び出す
猫が外に出たがるのは、室内だけでは刺激が足りず、外の鳥や虫に興味を引かれるからといわれています。発情期に相手を求めて外に出たがったり、縄張りを見回ろうとしたりすることもあります。
また、雷や花火などの大きな音に驚いて、パニックになって飛び出してしまうこともあります。窓の鍵や網戸の状態は、ふだんから確かめておきましょう。
💡 玄関からの脱走が心配な方は、こちらの記事も参考にしてください。
猫の窓からの脱走防止対策|窓を開けさせない、開けても出さない
窓とベランダの脱走防止は、「窓で止める」と「ベランダを囲う」の2段構えで考えると分かりやすくなります。ベランダに猫を出さないなら、窓と、ベランダの出入り口の対策をしっかりしておきましょう。

※賃貸やマンションでは、どの対策も付ける前に契約や管理規約を確かめておきましょう。
窓ロックや補助錠で開く幅を決める
窓を少しだけ開けて換気したい時は、窓ロックや補助錠が手軽です。窓のレールやサッシに付けて、そこから先には窓が開かないようにする道具です。
大切なのは、猫の頭が通らない幅で止めることです。成猫なら3〜5cm以下のすき間は通りにくいとされていますが、子猫は、成猫が通れない狭いすき間でも通れることがあります。商品によっては10cm以上開けられるものもあるので、猫が通れない幅に合わせて付けましょう。
両面テープで貼るタイプなら、工事をしなくても付けられます。窓の形によっては付けられない商品もあるので、対応する窓を商品ページで確かめておきましょう。7選では、1位のLEGLOCKと5位の和気産業の補助錠がこのタイプです。
腰高窓には窓用の脱走防止柵を付ける
窓を大きく開けて風を通したい時は、窓の内側に柵を付ける方法があります。腰高窓なら、窓枠の上下に取り付ける窓用の柵が使えます。
7選の2位ののぼれんニャン 窓用は、工具を使わずに窓枠の上下に付けられます。
床まである掃き出し窓は、窓用の柵では高さが足りないことが多いです。掃き出し窓の対策は、掃き出し窓の手前にゲートを付ける方法で紹介します。
網戸を開ける、破る猫には網戸の対策も
窓ロックで窓の開く幅を決めても、網戸を開けたり、破ったりする猫もいます。網戸のロックや、破れにくい網への張り替えもあわせて考えましょう。
💡 網戸からの脱走が心配な方は、こちらの記事も参考にしてください。
猫のベランダ対策|脱走と転落を防ぐネットやフェンスの付け方
マンションなど一定の建物では、2階以上のバルコニーに高さ1.1m以上の手すりなどが必要です。建築基準法の施行令で決められています。人が落ちないための高さですが、猫ならジャンプで手すりに乗れてしまいます。
掃き出し窓の猫の脱走防止は手前にゲートを付ける
ベランダに猫を出さないなら、出入り口になる掃き出し窓の手前をゲートでふさぎます。人が出入りする場所なので、扉付きのゲートが便利です。左右に壁がある場所なら、突っ張り式のゲートで工事をせずに付けられます。
掃き出し窓は幅が広いので、付けられる幅を必ず測りましょう。7選の3位のRAKU ペットゲートは、取付幅67〜225cmまで、サイズを選べます。
ベランダ全体をネットで囲う
ベランダに猫を出したい時は、手すりの上から天井まで、ネットで囲う方法があります。ネットを付ける時のおおまかな流れは、次のとおりです。
- 1
管理規約を確かめるネットを付けてもいいか、どんな付け方ならいいかを、管理会社や管理組合に確認します。
- 2
ベランダの寸法を測る手すりから天井までの高さと、ベランダの幅を測って、ネットの大きさを決めます。
- 3
ネットを留める場所を決める手すりや物干し金具など、外れにくい場所を選びます。仕切り板の前や、避難はしごが下りてくる場所にはネットを張りません。
- 4
すき間なく留める結束バンドなどで、すき間ができないように留めます。床や天井、壁とのすき間も確かめます。
- 5
ゆるみを点検する猫が押しても外れないか確かめ、強風の前にもゆるみがないか見ておきます。
猫用のネットなら、ステンレス入りの4位のPawabooが、かじる猫にも向いています。
壁にネジやアンカーを打つ付け方は、マンションでは認められないことがあります。天井にネジを打てない時は、床と天井の間に突っ張りポールを立てて、そこにネットを留める方法もあります。この方法も、付けてよいかは管理規約で確かめましょう。
手すりから身を乗り出したり、手すりの近くで脚立に乗ったりする作業は危険です。高い場所の作業は無理をせず、専門の業者に相談しましょう。
ベランダの猫の脱走防止フェンスは高さと手すりのすき間に注意
置くだけのフェンスやパーテーションは手軽ですが、高さが足りないと猫は飛び越えてしまいます。猫は、自分の身長の約5倍の高さまで跳べるといわれています。
手すりの下の格子のすき間をふさぐだけなら、細かいメッシュを手すりの内側に付ける方法があります。子猫の頭が通るような格子のすき間には、7位のBOLSO プラスチックメッシュのような細かいメッシュが使えます。ただし、手すりの上を飛び越えるのは防げないので、ネットとあわせて使いましょう。
ネットや柵の高さとすき間の目安
- ● 高さ:手すりの上で終わらせず、天井までふさぐのが安心
- ● すき間:頭が通るすき間は体も通れる。網目や格子、壁や床とのすき間を確かめる
- ● 足場:ネットや柵の近くに、植木鉢や室外機など足場になる物を置かない
7選で紹介するベランダ用のネットは、網目が約3cmです。子猫がいる家は、網目の大きさも確かめましょう。
賃貸やマンションのベランダで猫の脱走防止をする時の注意点
管理規約を確認する(ベランダは共用部分のことが多い)
国土交通省の「マンション標準管理規約」では、バルコニーは共用部分とされています。ただし、その部屋の人には、専用で使う権利(専用使用権)が認められています。東京都の「集合住宅における動物飼養モデル規程」の解説でも、ベランダは共用部分にあたると説明されています。
そのため、ネットや柵を付けていいか、どんな付け方ならいいかは、管理規約や使用細則で決まっていることがあります。付ける前に、管理会社や管理組合に確認しましょう。
避難はしごや隣との仕切り板をふさがない
マンションのベランダには、下の階へ逃げるための避難ハッチ(避難はしご)や、隣の家との間の仕切り板があることが多いです。仕切り板は、火事などの時に蹴破って隣へ逃げるための板です。
消防や自治体は、避難ハッチの上や、はしごが下りてくる場所に物を置かないよう呼びかけています。仕切り板の近くにも、すぐに動かせない物は置かないようにしましょう。ネットや柵、猫用のケージも、これらをふさがない場所に付けてください。

元に戻せる付け方と、強風への備え
賃貸住宅なら、退去する時に元に戻せる付け方を選びましょう。結束バンドで手すりに留める方法や、突っ張り式のゲートなら、外した後に跡が残りにくくなります。
強風や台風の時は、ネットが外れたり、物が飛ばされたりする心配があります。台風の前は、ネットの留め具のゆるみを確かめ、ケージなど飛ばされそうな物は室内に入れましょう。東京消防庁も、飛ばされるおそれがある物は室内に取り込むよう呼びかけています。
マンションのベランダで猫を遊ばせるのはご法度?
先ほどの東京都のモデル規程では、動物は自分の部屋か、管理組合などが指定した場所で飼うことを定めています。その外で、毛の手入れやケージの掃除をしないことも定めています。
ベランダが「指定された場所」でなければ、猫を出して遊ばせたり、ブラッシングしたりするのはルール違反になるおそれがあります。モデル規程なので、実際のルールは管理規約やペット飼育の細則で確かめてください。
猫の窓とベランダの脱走防止におすすめのグッズ7選
※価格は2026年10月時点のAmazonの目安で、サイズによって変わります。付け方は各商品ページの表記をもとにしています。
迷ったら、対策したい場所に合わせてこの4つから
1位:【換気しながら開く幅を決める】LEGLOCK 窓ロック
奈良県の会社「ナラネコ」が販売する、日本製の窓ロックです。サッシに付けて、窓の開く幅を0〜150mmの間でワンタッチで調整できます(商品ページ)。
日本製
開く幅を調整できる
サッシの色に合わせて4色から選べて、1セットで4つの窓に使えます。窓を全開にする時にブロックをなくさないよう、サッシに留めておける作りです。
○ よい点
- 窓を少し開けたまま、換気しながら脱走を防ぎやすい
- 1,500円ほどで、4つの窓に使える
- サッシの色に合わせて色を選べる
△ 気になる点
- 開く幅を広くすると猫が通れるので、狭めに設定する必要がある
- 窓の形によっては付けられないので、対応する窓を確かめる必要がある
- 網戸を開けたり破ったりする猫には、網戸の対策も必要
おすすめ商品:LEGLOCK 窓ロック
窓を少しだけ開けて換気したい家に、まず付けたい窓ロックです。開く幅は、猫の頭が通らない幅にしましょう。
\ 換気と脱走防止を、1,500円ほどで両立 /
2位:【腰高窓を大きく開けたい】のぼれんニャン 窓用
「のぼれんニャン」シリーズの、窓用の柵です。凹凸がなく水平な引き違い窓など、上下に丈夫な枠がある場所に付けます。
工具いらず
ポール幅約3.5cm
幅は70cmで、高さはSが約55〜88cm、Mが約85〜148cmです。付ける場所には、4cm以上の奥行きが必要です(商品ページ)。2枚のフェンスのうち1枚は開け閉めできるので、窓の鍵をかける時にも困りません。ポール幅は約3.5cmで、はさまりにくく脱走しにくい幅とされています。組み立てに工具はいりません(メーカーの楽天市場店の表記)。
○ よい点
- 窓を大きく開けて、風を通しながら脱走を防ぎやすい
- ポールの柵なので、外がよく見える
- 1枚が開くので、窓の鍵をかけやすい
△ 気になる点
- 幅70cmより広くしたい時は、別売りの拡張パネル(1枚で35cm)が必要
- 上下に丈夫な枠がない窓には付けられない
- 口コミでは、扉のロックの抜き差しが少し手間という声も見られる
おすすめ商品:のぼれんニャン 窓用
腰高窓を大きく開けて換気したい家や、2階の窓から外を見るのが好きな猫がいる家に向いています。窓の高さを測って、SとMを選びましょう。
\ 窓を開けたまま、風だけ通す /
3位:【ベランダに出さない】RAKU ペットゲート 高さ190cm
高さ190cmのハイタイプのペットゲートです。取付幅67〜225cmまでの15サイズから選べるので、幅の広い掃き出し窓の手前にも付けやすいのが特徴です。
扉付き
柵の間隔約3.5cm
柵の間隔は約3.5cmで、穴をあけずに付けられる突っ張り式です(商品ページ)。扉を上に持ち上げると上下のロックが同時に外れ、90度より小さく開けた時は自動で閉まります。90度に開ければ、開いたまま止めておけます。
○ よい点
- 幅の広い掃き出し窓にも合わせやすい
- 扉が自動で閉まるので、閉め忘れを防ぎやすい
- 穴をあけずに付けられる
△ 気になる点
- 天井までは届かないので、近くに足場になる物を置かない
- 左右に突っ張れる壁がない場所には付けにくい
- 幅によって価格が変わる
おすすめ商品:RAKU ペットゲート 高さ190cm
猫をベランダに出さないと決めた家に向いています。掃き出し窓の手前の幅を測ってから、サイズを選びましょう。
\ 掃き出し窓の幅に合わせて選べるゲート /
4位:【ベランダを囲う】Pawaboo 猫脱走防止ネット
強化樹脂とステンレスのワイヤーを組み合わせた、猫の脱走防止用のネットです。網目は約30mmで、はさみで切って大きさを合わせられます。
網目約30mm
3m×2m〜3m×8m
サイズは3m×2m、3m×4m、3m×6m、3m×8mから選べます。ベランダ全体を囲うなら、手すりから天井までの高さとベランダの幅を測って、足りる大きさを選びましょう。3m×8mには、固定用のロープ30m、フック、アンカー、結束バンドが付いています(商品ページ)。
○ よい点
- ステンレス入りで、爪やかじる力に強いとされる
- 大きさを選べて、はさみで切って調整できる
- 黒色で目立ちにくい
△ 気になる点
- 付属のアンカーやフックは壁に打ち込む付け方なので、賃貸では使えないことが多い
- 切ったところの端は、ケガをしないよう処理が必要
おすすめ商品:Pawaboo 猫脱走防止ネット
ベランダを囲って、猫をベランダに出したい家に向いています。付け方は、管理会社や管理組合に確認してから決めましょう。
\ かじる猫にも、ステンレス入りのネット /
5位:【窓用の定番の補助錠】和気産業 ワンタッチ・シマリ
住まいの金物を扱う和気産業の、サッシ用の補助錠です。両面テープでサッシに貼り、押すだけで窓を開かないようにできます。
両面テープで貼る
3枚入り
ステンレス製で、窓の合わさりのすき間が4〜10mmの窓に使えます。換気に使う時は、窓の開き幅が8cm以内になるように使うよう案内されています(商品ページ)。
○ よい点
- 押すだけでかけ外しができる
- 3枚入りで、複数の窓に付けられる
- 防犯にも使える
△ 気になる点
- 8cm開くと猫が通れてしまうので、猫の頭が通らない狭い幅で止まるように付ける必要がある
- 貼った後、テープがしっかりつくまで1日ほど待つ必要がある
おすすめ商品:和気産業 ワンタッチ・シマリ
価格をおさえて、いくつもの窓に補助錠を付けたい家に向いています。開く幅は、猫の頭が通らない狭さにしましょう。
\ 押すだけでかけられる、定番の補助錠 /
6位:【ベランダを手ごろに囲う】日本マタイ ベランダネット
日本マタイ(マルソル)の、ベランダ用のネットです。黒色で目立ちにくいネットで、網目は3cm角です。
網目3cm角
3m×5m
大きさは3m×5mで、3m×10mもあります。四隅に、取り付け用のロープが付いています(商品ページ)。
○ よい点
- 2,500円ほどと手ごろ
- 黒色で、外から見ても目立ちにくい
- 3m×10mの大きいサイズもある
△ 気になる点
- カラスやハトよけ用として売られているネットで、猫用ではない
- 爪をかけたり、かじったりする猫には破られることもある
おすすめ商品:日本マタイ ベランダネット
費用をおさえてベランダを囲いたい家に向いています。猫がネットをかじる時は、4位のステンレス入りのネットを選びましょう。
\ かじらない猫なら、費用をおさえて囲える /
7位:【ベランダの手すりのすき間に】BOLSO プラスチックメッシュ
手すりの格子のすき間に付ける、幅40cmのプラスチックのメッシュです。はさみで切って長さを合わせ、付属の結束バンドで留めます。
穴0.6cmか1.2cm
結束バンド付き
穴の大きさは0.6cmと1.2cm、長さは2m、4m、8mから選べます(商品ページ)。日光に強い素材とされていて、手すりのほか、窓のすき間にも使えます。
○ よい点
- 穴が細かく、子猫も通り抜けにくい
- 結束バンドで付けられて、外すのもかんたん
- 長さを選べて、切って調整できる
△ 気になる点
- 高さは40cmなので、手すりの上を飛び越えるのは防げない
- ネットとあわせて使う必要がある
おすすめ商品:BOLSO プラスチックメッシュ
手すりの格子のすき間から、子猫がすり抜けないか心配な家に向いています。手すりの上は、ネットでふさぎましょう。
\ 手すりのすき間を、細かいメッシュでふさぐ /
100均で猫の窓とベランダの脱走防止をDIYする方法と注意点
窓は100均のワイヤーネットと突っ張り棒で柵を作れる
窓の内側に柵を作る時は、ワイヤーネット、連結用のジョイント、結束バンド、突っ張り棒などを使う方法がよく紹介されています。ワイヤーネットや結束バンドは、ダイソーやセリアなどの100均でそろえやすい材料です。
突っ張り棒を窓枠の上下や左右に渡し、ワイヤーネットを結束バンドで留めれば、窓の内側をふさげます。窓枠とのすき間がないか、手で押してもずれないかを確かめましょう。
ベランダネットを100均で代用する時の注意点
100均にも園芸用や防鳥用のネットはありますが、猫用として作られたものではありません。ベランダには、猫用のネットを選ぶ方が安心です。
100均の材料で作った柵は、猫が体当たりしたり、よじ登ったりすると外れたり倒れたりすることがあります。ワイヤーネットは足をかけやすく、登ってしまう猫もいます。
ベランダは、雨や日光で結束バンドやネットが傷みやすい場所です。強風で外れた材料が飛ばされると、近所の迷惑や事故につながるおそれもあります。高い階のベランダは、外れた時の危険も大きくなります。ベランダを囲う時は、市販のネットを使うか、専門の業者に相談しましょう。猫用のネットは4位のPawabooで紹介しています。
ベランダを猫の遊び場にしたい時は?日向ぼっこさせる時の注意点
ベランダに猫用ケージを置くなら目を離さない
管理規約でベランダの利用が認められている場合に限り、猫用のケージや、ネットで囲ったスペースを遊び場にしましょう。ケージは手すりから離して置き、足場にならないようにします。夏は日差しで暑くなりやすいので、日陰や水も用意しておきます。
ケージやネットの中でも、猫だけを残して部屋に戻るのはやめましょう。短い時間でも、そばで見ていることが大切です。
ベランダにリードでつなぐのは危険
ハーネスとリードを付けてベランダに出す方法もありますが、体のやわらかい猫は、ハーネスからすり抜けてしまうことがあります。
獣医師が監修した記事でも、ベランダにリードでつなぐのは危険だとされています。リードが絡まったり、宙づりになったりするおそれがあるからです。ベランダでは、ケージの中で過ごしてもらいましょう。
窓辺で日向ぼっこできるようにする
ベランダに出さなくても、窓辺で日向ぼっこや外の景色を楽しめるようにする方法があります。窓に取り付けるハンモックなら、窓を閉めたまま、外を眺められる場所を作れます。
💡 窓辺で日向ぼっこできる場所を作りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
猫の窓とベランダの脱走防止のよくある質問
A:高い所から落ちても平気とは限りません。2階からの落下で重いケガをした例もあり、骨折したり、内臓を傷めて命に関わったりすることもあるとされています。もし落ちてしまったら、元気そうに見えても、すぐに動物病院に連れていきましょう。
A:猫の頭が通らない幅なら、換気はできます。窓ロックや補助錠で、それ以上開かないようにしておきましょう。網戸を開けたり破ったりする猫もいるので、網戸の対策もあわせてしておくと安心です。
A:マンションのベランダは共用部分とされていることが多く、付けていいかは管理規約によります。付ける前に、管理会社や管理組合に確認しましょう。避難はしごや隣との仕切り板の前は、ふさがないようにしてください。
A:おもちゃで遊ぶ時間を増やして、外への興味をほかに向けましょう。ベランダに出さなくても、窓を閉めたまま外を眺められる窓辺の居場所を作るのもひとつの方法です。鳴き方がいつもと違う時や、ほかに気になる様子がある時は、動物病院に相談しましょう。
まとめ
猫の脱走防止は、ベランダに出さないなら窓で止め、出すならベランダ全体を囲う2段構えで考えましょう。
- ● 窓:窓ロックや補助錠で、猫の頭が通らない幅より開かないようにする
- ● 大きく開けたい窓:腰高窓は窓用の柵、掃き出し窓は手前にゲートを付ける
- ● ベランダ:出すなら手すりのすき間と、手すりの上から天井までを囲う
- ● マンション:管理規約を確かめ、避難はしごや仕切り板の前はふさがない
まずは窓の対策から始めて、猫が安心して暮らせる家を作りましょう。
\ 対策したい場所に合わせて選ぶならこの3つ /
参考資料と出典
- ● ねこのきもち WEB MAGAZINE「【獣医師監修】猫の事故・ケガの防止法 もしものときの対処法も解説」
- ● 価格.com保険「猫の骨折の症状・原因と治療法について獣医師が解説」(2024年8月21日更新)
- ● ねこのきもち WEB MAGAZINE(獣医師監修、2022年11月24日)猫が外に出たがる理由
- ● 宍戸動物病院 コラム(雷や花火の音を怖がる犬と猫、2026年7月21日)
- ● アニコム損保 ねこのしおり(ハーネスについて、2025年5月15日更新)
- ● 国土交通省「マンション標準管理規約」
- ● 東京都保健医療局「集合住宅における動物飼養モデル規程」解説
- ● e-Gov法令検索「建築基準法施行令」(第126条)
- ● 江戸川区「大地震のときエレベーターは使用禁止」(避難ハッチと蹴破り戸の注意)
- ● 堺市消防局「避難訓練Ⅲ(避難はしご編)」
- ● 東京消防庁「強風・暴風にご注意ください」
- ● peco「【獣医師監修】猫の驚異的なジャンプ力! 身体能力の秘密について」
- ● ねこちゃんホンポ「猫が通れる隙間のサイズってどのくらい?脱走注意ニャ!」(獣医師監修)
- ● ペットセレクト のぼれんニャン 窓用
- ※本記事は情報の提供を目的としており、専門的な獣医療アドバイスではありません。愛猫の体調やケガに不安がある場合は、自己判断せず必ず獣医師や専門機関にご相談ください。
- ※脱走防止のグッズは、猫の脱走や転落を完全に防ぐものではありません。取扱説明書に従って設置してください。
- ※マンションや賃貸住宅での設置は、管理規約や契約の内容をご確認ください。高い場所での作業は無理をせず、専門の業者にご相談ください。
- ※紹介している商品の価格や仕様は、2026年10月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
- ※本記事で紹介した商品やサービスの利用によって生じた損害等について、当サイトは一切の責任を負いかねます。

