犬の足裏バリカンおすすめ8選!初心者向けの選び方と使い方

初心者におすすめな犬の足裏バリカン4選

「フローリングで滑るから、足裏の毛を自分で切りたい」
「でも、どのバリカンならケガをさせずに使えるの?」

犬の足裏バリカンは、刈り高さが1mm前後で、刃の細い「部分カット用」を選ぶと、初心者でも肉球の間を刈りやすくなります。足裏だけならペティオ ディテールやパナソニック ER803PP、全身も刈りたいならドギーマン 3in1やlisterproが候補です。

ただし、どのバリカンでも、刃を押し当てれば皮膚を傷つけるおそれはあります。いきなり刈らずに、音に慣らしてから、毛が乾いている時に少しずつ進めましょう。

※本記事にはプロモーションが含まれます

最終更新日:2026年10月20日

記事の読了時間:約14分

この記事で分かること
  • ● 選び方とおすすめ8選:刈り高さや刃の幅、動作音で比べた、目的別の8台
  • ● 使い方とお手入れ:慣らし方と5つの手順、シャンプーの前と後どちらで刈るか、刃の熱とお手入れ
  • ● 切る理由と頻度:滑りやすさとの関係、切る頻度の目安、サロン代との比較
【結論】犬の足裏バリカンは、刈り高さが1mm前後で刃の細い「部分カット用」を選ぶのが基本です

迷ったら、足裏だけならペティオ ディテール(充電式)かパナソニック ER803PP(乾電池式で替刃あり)、全身も刈るならドギーマン 3in1から選んでください。

使う前は音に慣らしてから、毛が乾いている時に少しずつ刈ってください。刃は押し当てず、嫌がったらその日はやめておきます。

目的別に選ぶならこの6台

刃・仕様カット幅6mm(ペンシル型)
選ぶ理由指の間に入れやすい細い刃
こんな人に足裏の毛だけ整えたい
刃・仕様刈り高さ約1mm(乾電池式)
選ぶ理由日本製で、替刃も販売されている
こんな人に充電を待たずに、思い立った時にすぐ使いたい
刃・仕様R面取り刃・約35dB(販売ページ記載)
選ぶ理由手元を照らすLEDライト付き
こんな人に黒い毛色で指の間が見えにくい
刃・仕様小さめと標準の2種類の刃
選ぶ理由刃を付け替えて部位ごとに使える
こんな人に足裏と一緒に顔まわりも刈りたい
刃・仕様足裏刃5mmほか、刃が3種類
選ぶ理由足裏用の細い刃が付いた全身用
こんな人に足裏から始めて、ゆくゆくは全身も手頃に刈りたい
刃・仕様アタッチメント1・3・6・9mm
選ぶ理由約50dB・1回の充電で約5時間
こんな人に大きめの犬で、全身もしっかり刈りたい

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目次

犬の足裏バリカンの選び方

ポイント:刈り高さ1mm前後、静かな動作音、肉球の間に入る細い刃の3つを見て選びます。足裏だけなら、全身用より部分用のほうが扱いやすいです。

選ぶときに見る3つのポイント

足裏用のバリカンは、「刈り高さ」「動作音」「刃の幅と形」の3つを見て選びます。

  • ● 刈り高さは1mm前後:刈り高さとは、刈ったあとに残る毛の長さのことです。商品によっては「カット高さ」と書かれています。
  • ● 動作音は静かなもの:50dBは静かな事務所くらいの音です(宮城県)。音を怖がる子なら、数字の小さいモデルが候補になります。
  • ● 刃は細く、刃先が丸いもの:細い刃なら、肉球の間の狭い所にも入れやすくなります。刃先の角を丸めた「R刃」(販売ページでは「R面取り刃」「R型」などとも書かれます)の製品もあります。

ペティオは、ペット用のバリカンを選ぶ時に、モーター音が気になりにくい静音設計のものをすすめています。見慣れない機械の音や振動を怖がる子もいるので、静かなモデルを選んでおくと、ケアそのものを嫌がるきっかけを減らせます。

刈り高さは1mm前後が目安

足裏用のバリカンの刈り高さは、1mm前後が目安です。足裏用として売られているペティオ ディテールは1mm、パナソニック ER803PPは約1mmで作られています。

肉球そのものは角質が厚い部分ですが、肉球と肉球の間や指の間の皮膚は薄く、刃の当たり方によっては皮膚を挟んでしまうことがあります。刃を押し当てず、肉球の高さからはみ出た毛だけを、刃を寝かせて少しずつ刈ります。

刈り高さが販売ページに書かれていない商品もあります。長さを変えられるバリカンなら、いちばん短い設定が何mmかを確かめてから選んでください。

全身用と部分用の違い

足裏の毛だけを切るなら、刃幅が狭く軽い「部分用」が向いています。全身用は広い範囲を刈るために刃幅が広く、肉球の間のような狭い場所には入れにくいためです。ペティオも、全身には刃幅の広いもの、細かい部分には刃幅の狭いコンパクトなものをすすめています。

全身用バリカンと部分用バリカンの比較図解

全身用バリカンと部分用バリカンの違い。初心者は刃幅が狭く軽量な部分用バリカンを選びましょう。

片手で持てるサイズなら、もう片方の手で肉球を広げながら作業できます。ゆくゆくは全身も刈りたい場合は、足裏用の刃が付いた全身用(ドギーマン 3in1など)を選ぶ方法もあります。刈る長さを変えられるだけの全身用(listerproなど)は、肉球の間に刃が入りにくいことがあるので、細かい所は部分用と使い分けると刈りやすくなります。

人間用のバリカンは使える?

人間用のバリカンは使わず、ペット用を選びます。ペティオは、人間用のバリカンは動物用より「刃のミリ数が大きい」ため、犬の皮膚を傷つけるおそれがあるとしています。犬の毛はやわらかいので、きれいに刈るためにも、ペット専用のバリカンを用意するようすすめています。

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犬の足裏バリカンおすすめ8選

ポイント:足裏だけなら、充電式のペティオ ディテールか、乾電池式のパナソニック ER803PPが候補です。顔まわりや爪、全身もケアしたいなら、刃やヘッドを付け替えられるモデルを選びます。

8商品の比較表

刃と動作音、電源と価格の2つの表に分けて比べました。仕様は、メーカーの公式サイトと販売ページで確認できたものだけを載せ、書かれていない項目は「記載なし」としています。

📊 刃と動作音で比べる

🛍️ ペティオ ディテール
刃の幅6mm
刈り高さ1mm
動作音記載なし
🛍️ パナソニック ER803PP
刃の幅記載なし
刈り高さ約1mm
動作音記載なし
🛍️ ドギーマン 足裏カットバリカン
刃の幅1cm
刈り高さ記載なし
動作音記載なし
🛍️ QIYVLOS(LEDライト付き)
刃の幅記載なし
刈り高さ記載なし
動作音約35dB
🛍️ oneisall N10
刃の幅2cmと2.7cm
刈り高さ記載なし
動作音50dB
🛍️ ペティオ スモール ネイルケア 2WAY
刃の幅16mm
刈り高さ記載なし
動作音記載なし
🛍️ ドギーマン 3in1(全身用)
刃の幅足裏刃5mmほか2種
刈り高さ足裏刃は記載なし
動作音従来品より約30%カット
🛍️ listerpro(全身用)
刃の幅記載なし
刈り高さアタッチメントで1〜9mm
動作音約50dB

📊 電源と価格で比べる

🛍️ ペティオ ディテール
電源USB充電
使える時間の目安約45分(連続約15分)
価格の目安約2,100円
🛍️ パナソニック ER803PP
電源単3乾電池2本
使える時間の目安連続約60分
価格の目安6,050円(希望小売価格)
🛍️ ドギーマン 足裏カットバリカン
電源単4乾電池2本
使える時間の目安約100分(連続20分)
価格の目安約1,700円
🛍️ QIYVLOS(LEDライト付き)
電源USB-C充電
使える時間の目安記載なし
価格の目安約1,500円
🛍️ oneisall N10
電源USB-C充電
使える時間の目安記載なし
価格の目安約2,700円
🛍️ ペティオ スモール ネイルケア 2WAY
電源USB充電
使える時間の目安記載なし
価格の目安約3,100円
🛍️ ドギーマン 3in1(全身用)
電源USB-C充電
使える時間の目安120分(連続15分)
価格の目安約3,200円
🛍️ listerpro(全身用)
電源充電式
使える時間の目安約5時間
価格の目安約15,700円

※価格はAmazonの表示(2026年10月20日時点)で、パナソニックのみメーカー希望小売価格です。使える時間は、メーカーや販売ページに書かれている目安です。

迷ったら、足裏だけなら、刈り高さが1mm前後と書かれているペティオ ディテール(充電式)か、パナソニック ER803PP(乾電池式で替刃あり)が候補です。乾電池式で価格を抑えたいならドギーマン 足裏カットバリカン、全身も刈るならドギーマン 3in1(大きめの犬や多頭飼いならlisterpro)を選びます。

【足裏だけなら】ペティオ Self Trimmer ディテール

カット幅(刃の幅)6mm、カット高さ(刈り高さ)1mmで、肉球まわりのカットに向いた部分用バリカンです。ペンシルのような持ち心地で、小回りがききます(ペティオ)。

  • ● 特徴:USB充電式で、充電しながらでも使える。フル充電で約45分使え、本体は約85gと軽い
  • ● 向いている犬と飼い主:足裏の毛だけを整えたい人。指の間まで細かく刈りたい人
  • ● 注意点:連続で使えるのは約15分なので、休憩を挟みながら使う。動作音の数値は書かれていない

【替刃も買える乾電池式なら】パナソニック ペットクラブ 部分カット用 ER803PP

部分カット(約1mm)が手軽にできる、パナソニックの犬用バリカンです。メーカーは、細かな所もカットしやすいコンパクトサイズで、ペットの肌にやさしい刃先と案内しています。

  • ● 特徴:単3形乾電池2本で動き、連続約60分使える(ネオ黒乾電池使用時)。重さは120gで日本製。専用の替刃(ER9803)も販売されている
  • ● 向いている犬と飼い主:充電を待たずに、思い立った時にすぐ使いたい人。刃を替えながら長く使いたい人
  • ● 注意点:乾電池は別売。メーカー希望小売価格は6,050円(税込)で、楽天市場では3,900円前後で売っている店もある(2026年10月時点)

【乾電池式で手頃な足裏用なら】ドギーマン ホームバーバー 足裏カットバリカン

足裏や肉球のすき間のカット向けに作られた、刃幅1cmの細部用バリカンです。メーカーは、顔やお尻の細かい部分にも使えると案内しています。

  • ● 特徴:単4形アルカリ乾電池2本で、使用時間の目安は約100分(連続20分×5回)。ステンレス刃で、オイルとお掃除ブラシが付いている
  • ● 向いている犬と飼い主:乾電池式で、価格を抑えて足裏用の1台を用意したい人
  • ● 注意点:使う前とお手入れのあとに、毎回刃に注油する。刈り高さは販売ページに書かれていない。レビューはまだ少ない(2026年10月時点)

【見えにくさ対策なら】QIYVLOS ペット用バリカン

手元を照らすLEDライトが付いた、部分カット用のバリカンです。肉球の間の暗い所を照らしながら刈れるので、黒い毛色の子や、指の間が見えにくい子に向いています。

  • ● 特徴:刃先の角を丸めたR面取り刃で、動作音は約35dB。パワーは2段階で切り替えられ、充電はUSB-C式(販売ページより)
  • ● 向いている犬と飼い主:黒い毛色の子。音を怖がる子
  • ● 注意点:刈り高さと刃の幅は、販売ページに書かれていない

【顔まわりも刈るなら】oneisall 犬用バリカン N10

幅2cmと2.7cmの2種類の刃が付いていて、部位に合わせて付け替えられるモデルです。販売ページでは、肉球や耳の裏、顔まわり、お尻まわりに使えると案内されています。

  • ● 特徴:R型の刃先で、強さは2段階。動作音は50dB。USB Type-Cで充電できる
  • ● 向いている犬と飼い主:足裏と一緒に、顔まわりやお尻まわりも整えたい人
  • ● 注意点:刃の幅がディテール(6mm)より広いので、肉球の間は刃を深く入れすぎない。刈り高さは販売ページに書かれていない。刃が熱くならないよう、「30分使ったら10分休む」使い方をメーカーがすすめている

【爪のお手入れもするなら】ペティオ Self Trimmer スモール ネイルケア 2WAY

ヘッドを付け替えると、足まわりの毛のカットと、爪を削るケアが1台でできるモデルです。

  • ● 特徴:バリカンヘッドはカット幅16mmのカーブ設計。ネイルケアヘッドは、爪に合わせて削り幅を3タイプから選べる。丸ごと水洗いでき(IPX7防水相当)、USB充電式
  • ● 向いている犬と飼い主:足裏の毛と一緒に、伸びた爪も整えたい人。爪切りが苦手な子
  • ● 注意点:カット幅が16mmあるので、肉球の間の細かい所は、ディテールなど刃の細いモデルのほうが入れやすい。刈り高さは書かれていない

💡

爪切りで切りたい時は

黒い爪で、切る位置が分かりにくい時に使いやすい、LEDライト付きの犬用爪切りを比べています。

LEDライト付き犬用爪切りの記事を見る →

【全身も手頃に刈るなら】ドギーマン ホームバーバー 3in1 コードレスバリカン

からだ刃(33mm)、おなか刃(25mm)、足裏刃(5mm)の3種類を付け替えて、からだから足裏まで1台で刈れるモデルです。

  • ● 特徴:からだ刃用(3・6・9mm)とおなか刃用(3〜6mm)のアタッチメント付き。本体も刃も丸ごと水洗いできる。USB Type-C充電で、使用時間は120分(15分×8回)。ドギーマンハヤシの従来品より、騒音値を約30%カット
  • ● 向いている犬と飼い主:足裏から始めて、ゆくゆくは全身も自宅で整えたい人
  • ● 注意点:足裏刃の刈り高さは、販売ページに書かれていない。USBアダプターは付属していない

【全身も本格的に刈るなら】listerpro 犬用バリカン

刈る長さを1mm・3mm・6mm・9mmに変えられるアタッチメントが付いた、全身用のバリカンです。小型犬から大型犬、猫まで使えると案内されています。

  • ● 特徴:動作音は約50dB。1回の充電で約5時間使えるコードレス式。収納袋とオイルが付いている
  • ● 向いている犬と飼い主:大きめの犬や多頭飼いで、全身のカットもしっかりしたい人
  • ● 注意点:全身用なので、足裏に使う時は1mmのアタッチメントを付け、肉球の間に刃を無理に入れない。8台の中では価格がいちばん高い

犬の足裏バリカンの使い方

ポイント:いきなり刈らずに、まずは音と振動に慣らします。慣れたら、毛が乾いている時に、肉球を広げて刃を寝かせ、少しずつ刈ります。

まずはバリカンの音と振動に慣らす

静かなモデルでも、初めての音や振動に驚くと、バリカンそのものを嫌がるようになるかもしれません。ペティオが紹介している慣らし方をもとに、日を分けて、次の4つのステップで進めます。

  • ● ステップ1:見せて、触れさせる:電源を切ったまま、バリカンを見せたり、体に軽く当てたりする
  • ● ステップ2:音を聞かせる:少し離れた所でスイッチを入れ、落ち着いていたらご褒美をあげる
  • ● ステップ3:近づける:動かしたまま、様子を見ながら体のそばまで近づける
  • ● ステップ4:体に軽く触れる:動かしたまま背中などに軽く当て、嫌がらなければ足先へ進む

慣れるまでの日数は、犬によって違います。嫌がるそぶりを見せたら1つ前のステップに戻り、「バリカンの音がしたら、いいことがある」と覚えてもらいます。

足裏バリカンの使い方5ステップ

慣れてきたら、次の5つの手順で刈ります。1回で4本の足をすべて終わらせようとせず、1日1本ずつでも十分です。

犬の足裏バリカンの正しい使い方5ステップ図解

足裏バリカンの使い方5ステップ。順番どおりに進めると、落ち着いてケアしやすくなります。

  • ①カットの準備をする:毛の汚れを取り、コームでもつれや毛玉をほぐします。毛が湿っていたり毛玉があったりすると、スムーズに刈れないうえ、事故につながるおそれがあるとメーカーは注意しています(ドギーマン)。注油が必要な商品は、ここで刃に注油します。
  • ②保定する:膝の上で抱っこするなどして、犬が動かないよう体を支えます。高い台の上は、逃げた時に落ちるおそれがあるので避けます。2人いれば、1人が体を支え、もう1人が刈ると進めやすくなります。
  • ③肉球を広げる:親指と人差し指で肉球の両側を軽く押し、肉球の間を広げて、毛の状態を確かめます。
  • ④刃を寝かせてゆっくり刈る:刃を皮膚に対して寝かせるように当て、力を入れずにゆっくり動かします。肉球の高さからはみ出た毛を、少しずつ刈ります。
  • ⑤仕上がりを確かめて褒める:刈り残しや皮膚の赤みがないかを確かめ、最後はおやつなどで褒めます。

シャンプーの前と後のどちらで刈る?

どちらでもかまいませんが、刈る時は毛がしっかり乾いていることが条件です。ドギーマンの足裏カットバリカンの説明書では、ぬれた毛に使わないこと、浴室や湿気の多い所で使わないことが、注意として書かれています。

  • ● シャンプーのあとに刈る:ドライヤーで足先まで完全に乾かしてから刈る。汚れや毛玉が取れているので、刃が引っかかりにくい
  • ● シャンプーの前に刈る:足の汚れを拭き取り、毛玉をほぐしてから刈る。刈った毛は、そのあとのシャンプーで洗い流せる

刈っている時のトラブルと対処法

刈っている時に起こりやすいトラブルには、「刃が熱くなる」「皮膚を傷つける」「犬が暴れる」があります。

  • ● 刃が熱くなる:説明書にある連続使用時間を守り、ときどき電源を切ってから刃に触れて、熱くなっていないか確かめます。くわしくは、次の「刃が熱くなった時と使ったあとのお手入れ」で紹介します。
  • ● 皮膚を傷つける:刃を皮膚に押し当てないようにします。万一出血したら、清潔なガーゼなどでしっかり押さえて止血します。5分ほど押さえても止まらない場合は、動物病院で診てもらってください(PDSA)。
  • ● 犬が暴れる:4本の足を一度に仕上げようとしないことが大事です。対処法は、次の「嫌がったり暴れたりする時は」で紹介します。

嫌がったり暴れたりする時は

嫌がったり暴れたりしたら、その日はそこでやめます。無理に続けると、バリカンだけでなく、足先を触られることそのものを嫌がるようになるかもしれません。

慣らしの4ステップに戻り、バリカンを見せるところからやり直します。それでも難しい時は、トリミングサロンに任せるのもひとつの方法です。

刃が熱くなった時と使ったあとのお手入れ

ポイント:バリカンは、使い続けると刃が熱を持ちます。説明書にある連続使用時間を守り、使ったあとは毛くずを取って、必要なら注油してからしまいます。

刃が熱くなったらいったん止めて冷ます

続けて使える時間は、商品ごとに決まっています。たとえば、ペティオ ディテールは約15分、ドギーマン 足裏カットバリカンは20分、ドギーマン 3in1は15分です。oneisall N10は、刃先の温度が上がらないよう、「30分使ったら10分休む」使い方をすすめています。

作業の合間に電源を切ってから刃に触れ、熱くなっていたら、しばらく置いて冷まします。ドギーマンの説明書では、本体が異常に熱い時は使うのをやめるよう書かれています。

使ったあとは毛くずを取って必要なら注油する

ドギーマン 足裏カットバリカンの説明書では、使ったあとは毎回、お掃除ブラシで刃先と本体の内側の毛くずをかき出し、刃に注油してからしまうよう書かれています。注油は1滴たらして約10秒空運転させ、余分なオイルは拭き取ります。

水洗いできるかどうかは、商品によって違います。ペティオ スモール ネイルケア 2WAY(IPX7防水相当)やドギーマン 3in1は丸ごと水洗いできますが、ドギーマン 足裏カットバリカンには、水につけたり水をかけたりしないよう注意書きがあります。お手入れの前に、必ず説明書を確かめてください。

刃は消耗品なので定期的に交換する

ペティオによると、バリカンの刃は使うたびに少しずつ消耗します。切れ味の悪い刃は皮膚を傷つけるおそれがあるので、定期的に交換します。交換の目安は、説明書や替刃の案内で確かめてください。替刃が販売されている商品(パナソニック ER803PPの替刃 ER9803など)を選ぶと、本体を長く使えます。

足裏の毛を切る理由と頻度とサロン代との比較

ポイント:足裏の毛が伸びて肉球を覆うと、フローリングで滑りやすくなります。日数で決めるより、肉球が毛で隠れてきたら切るのが目安です。

足裏の毛が伸びると滑りやすくなる

肉球は、本来は滑り止めとクッションの役割をもつ部分です。足裏の毛が伸びて肉球を覆うと、肉球が床に触れにくくなり、フローリングで滑りやすくなります。

滑りやすい床では、膝などの関節に負担がかかりやすくなります。獣医師が監修した膝蓋骨脱臼(パテラ)の解説でも、関節への負担を減らす対策として、床材の見直しとあわせて足裏のケアが挙げられています(価格.com保険)。

肉球の間に毛が密集すると、ゴミや水分もたまりやすくなります(ドギーマン「肉球のケア」)。しきりに足をなめる、足をかばうように歩く、といった様子がある時は、肉球やそのまわりにトラブルが起きていることもあるので、動物病院に相談してください。

💡

毛を切っても滑るなら、床の対策も

足裏の毛を整えても、床材によっては滑りやすいままの子もいます。置くだけで使える滑り止めマットの口コミをまとめています。

カインズの犬用滑り止めマットの記事を見る →

足裏カットが特に必要な犬

ペティオによると、肉球の間の毛は、放っておくとすぐに伸びてきます。特に、手足の短いダックスフンドやシニア犬は、足腰や関節を痛めやすいので注意が必要だとしています。

また、シーズーやヨークシャーテリア、プードルなどの長毛種は、足裏の毛をこまめにケアする必要があるとする情報もあります(PetsCare)。犬種にかかわらず、肉球が毛で隠れていないかを、時々見てあげてください。

切る頻度の目安

足裏の毛を切る頻度は、日数で決めるより「肉球が毛で隠れてきたら切る」と考えると分かりやすいです。目安として、2〜4週間に1回とする情報もあります(PetsCare)。

毛の伸び方は犬によって違うので、散歩のあとに足を拭くついでに肉球のまわりを見ておくと、切りどきを逃しにくくなります。

サロンに頼む場合との費用比較

足裏カット(または足裏と足まわりのセット)をサロンに月1回頼むと、ある店舗の料金表の例では、小型犬で年6,000〜9,600円ほど(税抜)かかります。自宅でバリカンを使えば、この費用の一部を減らせます。

この店舗では、足裏カットの単品が小型犬500円、中型犬600円、大型犬800円、足裏と足まわりのカットのセットが800〜1,200円(いずれも税抜)でした。料金はサロンによって違います。

📊 サロンと自宅ケアの費用の比べ方

📌 1回の料金と最初の費用
サロン(足裏カットか足裏と足まわりのセットを月1回)

小型犬500〜800円、中型犬600〜1,000円(一例・税抜)
自宅でバリカンバリカン代(部分カット用は1,500円前後から)
📌 年間の費用
サロン(足裏カットか足裏と足まわりのセットを月1回)

小型犬6,000〜9,600円、中型犬7,200〜12,000円(12回の場合)
自宅でバリカン乾電池代や充電の電気代
📌 ほかにかかるもの
サロン(足裏カットか足裏と足まわりのセットを月1回)

送迎や待ち時間
自宅でバリカン替刃やオイルの代金

※料金や価格は変わることがあります。最新の情報は、各サロンや販売ページで確かめてください。

シャンプーコースに足裏カットが含まれているサロンもあります。普段からサロンに通っている場合は、「次の予約までの間に伸びた分を、自宅で整える」という使い方が現実的です。

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犬の足裏バリカンのよくある質問

Q:犬の足裏バリカンは何ミリがいい?

A:刈り高さ1mm前後が目安です。足裏用の部分カットバリカン(ペティオ ディテール、パナソニック ER803PP)も1mm前後で作られています。肉球の間の皮膚は薄く、刃の当たり方によっては皮膚を挟むことがあるので、刃を押し当てずに使ってください。

Q:乾電池式と充電式は、どちらがいい?

A:乾電池式は、電池を入れればすぐに使え、充電を待つ必要がありません。充電式は電池代がかからず、ペティオ ディテールのように充電しながら使えるモデルもあります。充電切れを気にせず使いたいなら乾電池式、電池を買い足す手間を省きたいなら充電式、と考えると選びやすいです。今回の8台のうち、乾電池式はパナソニック ER803PPとドギーマン 足裏カットバリカンの2台で、ほかの6台は充電式です。

Q:ハサミで切ってはダメ?

A:初心者には、バリカンのほうが扱いやすいです。ハサミを使うなら、刃先が丸いペット用を選びます。刃先のとがったハサミは、犬が急に動いた時に皮膚を傷つけるおそれがあります。

Q:バリカン負けしたらどうする?

A:その日のカットはやめて、様子を見ます。バリカン負けとは、刈ったあとに皮膚が赤くなるなどの刺激が出ることです。赤みや腫れが続く、しきりになめる、といった様子があれば、動物病院に相談してください。

Q:猫にも使える?

A:ペティオ ディテール、ドギーマンの2台、QIYVLOS、oneisall N10、listerproは、犬にも猫にも使えると案内されています。パナソニック ER803PPは犬用として売られています。ペティオ スモール ネイルケア 2WAYを猫に使う場合は、購入前に販売ページで確かめてください。猫向けの選び方とおすすめは、別の記事でくわしく比べています。

💡

猫の足裏の毛も切りたい時は

猫の肉球まわりの毛を切るのに使いやすいバリカンを、比べてまとめています。

猫用バリカンの記事を見る →

まとめ

犬の足裏バリカンは、刈り高さ1mm前後で刃の細い、部分カット用から選ぶのが基本です。目的別に選ぶなら、次のとおりです。

  • ● 足裏だけなら:ペティオ ディテール(充電式)か、パナソニック ER803PP(乾電池式で替刃あり)
  • ● 乾電池式で価格を抑えるなら:ドギーマン 足裏カットバリカン
  • ● 黒い毛で見えにくいなら:LEDライト付きのQIYVLOS
  • ● 顔まわりも刈るなら:oneisall N10
  • ● 爪も削るなら:ペティオ スモール ネイルケア 2WAY
  • ● 全身も手頃に刈るなら:足裏刃付きのドギーマン 3in1
  • ● 大きめの犬や多頭飼いで、全身をしっかり刈るなら:listerpro

どれを選んでも、まずは音に慣らし、毛が乾いている時に1日1本ずつ進めましょう。刃は押し当てず、嫌がったらその日はやめておきます。

免責事項
  • ※本記事は情報の提供を目的としており、専門的な医療アドバイスではありません。体調に不安がある場合は、必ず獣医師や専門機関にご相談ください。
  • ※紹介している商品の価格や仕様は、記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
  • ※本記事で紹介した商品やサービスの利用によって生じた損害等について、当サイトは一切の責任を負いかねます。
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