モルモットのケージレイアウトの基本|おすすめケージ3選も紹介

失敗しないモルモットのおしゃれで安全なケージレイアウト術(おすすめ配置例)

「モルモットのために、快適で見た目もすっきりしたケージにしたい」
「ハウスやトイレ、給水ボトルをどこに置けばいいのか分からない」

この記事では、モルモットのケージレイアウトの基本(広さ、床、ハウスとトイレ、食事の場所)と、避けたいNG配置、ケージを置く部屋の環境、レイアウトしやすいケージ3つを紹介します。Merck獣医マニュアルやRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)、長野県動物愛護センターの飼育資料と、各商品の製品情報をもとにまとめました。

※本記事にはプロモーションが含まれます

最終更新日:2026年10月28日

記事の読了時間:約7分

【結論】平らな床を広くとり、ハウスと食事の場所とトイレを分けて置くのが基本です

ケージの床は金網のままにせず、床材を敷いた平らな面を広くとります。ハウス(隠れ家)は奥の隅に、牧草入れや給水ボトルはハウスから離して置き、トイレを置く場合はハウスと反対側の隅にすると寝床が汚れにくくなります。ケージ選びで迷ったら、引き出しトレーで掃除しやすいマルカン CASA セレクトケージ Rabbit 80が使いやすいです。

気になる4つの疑問への答え

  • レイアウトの基本は?:床材を敷いた平らな床を広くとり、ハウス、食事の場所、トイレをそれぞれ離して置きます。
  • ケージの大きさの目安は?:Merck獣医マニュアルでは、1頭あたり約0.7㎡(7.5平方フィート)以上の床面積がすすめられています。幅80cmクラスのケージでは足りないため、部屋で遊ばせる時間をつくって運動量を補いましょう。
  • 部屋のどこに置けばいい?:直射日光やエアコンの風が直接当たらない、室温を管理しやすい場所に置きます。RSPCAによると、26℃を超えると熱中症のおそれがあります。
  • おすすめのケージは?:掃除のしやすさならマルカン CASA セレクトケージ Rabbit 80、広さならファープラスト キャシタ 120、見た目と飛び散りにくさならYulezenのアクリルケージが候補です。
この記事で紹介しているケージ
迷ったらコレ

マルカン CASA セレクトケージ Rabbit 80
80cm幅の広さと引き出しトレイで掃除もラク


そのほかの候補
2Yulezen 折りたたみ式アクリル透明ケージ
こんな子に:飛び散りにくく観察しやすい(夏は温度管理に注意)

詳しい解説を見る ↓

3ファープラスト キャシタ 120
こんな子に:幅約120cmの広さ。広めのレイアウトを組みたい家に

詳しい解説を見る ↓

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目次

モルモットのケージレイアウトの基本

モルモットが安全で快適に過ごせるフラットなケージレイアウト図(ハウスとトイレの対角線配置)

広さと床を確保する

モルモットのケージは、まず床面積を広くとることが大切です。Merck獣医マニュアルでは、1頭あたり約0.7㎡(7.5平方フィート)以上、1頭増えるごとにさらに約0.2〜0.4㎡(2〜4平方フィート)を足した広さがすすめられています。

同じ資料では、足裏の炎症(ソアホック)や足のけがを防ぐため、平らで硬い床(網状でない床)が欠かせないとされています。高い段差やロフトは落ちたときにけがをするおそれがあるため、段差を増やすより、床材を敷いた平らな床を広くとることを優先しましょう。ロフトが付いているケージでは、外すか低い位置で使うと安心です。

ハウスとトイレの位置

モルモットには、安心して休める隠れ家(ハウス)が必要です。Merck獣医マニュアルとRSPCAはどちらも、隠れ場所はモルモットの数より多く用意するとしています。2頭で飼うなら、ハウスは3つ置くのが目安です。

ハウスはケージの奥の隅に置き、トイレを置く場合はハウスから一番離れた反対側の隅にします。休む場所と排せつする場所が離れていると、寝床が汚れにくくなります。

食事の場所と休む場所を分ける

牧草入れやペレットの食器、給水ボトルは、ハウスから少し離れた場所にまとめて置きます。「食べる場所」と「休む場所」を分けることで、食べこぼしや水で寝床が汚れるのを防げます。

給水ボトルは器をひっくり返される心配がなく、長野県動物愛護センターの飼育資料でもボトルタイプがすすめられています。Merck獣医マニュアルによると、モルモットは飲み口を汚しやすいため、水はこまめに替え、飲み口が詰まっていないかも確認しましょう。

避けたいNGレイアウト

はじめてレイアウトを組むときに起こりやすい失敗が2つあります。

避けたい配置

  • ● 金網すのこをそのまま使う:RSPCAは、網状の床は足を痛めるおそれがあるとしています。すのこの上にも床材を敷き、モルモットが金網に直接立たないようにしましょう。
  • ● 給水ボトルの真下にハウスを置く:飲むときに垂れた水でハウスや床材が湿り、不衛生になりやすくなります。
モルモットケージのNGレイアウト例(足を痛める金網すのこと、水が垂れて不衛生な給水ボトルの配置)
💡

床材選びもレイアウトの一部です

金網の上に直接立たせないためにも、床材はケージ全体に敷きましょう。素材ごとの特徴と選び方をまとめています。

床材の選び方とおすすめアイテムを見る →

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部屋のどこにケージを置けばいい?

ケージ内の配置と同じくらい大切なのが、ケージを置く部屋の環境です。長野県動物愛護センターの飼育資料では、モルモットに理想的な温度は18〜24℃とされ、暑さや湿気、寒さに弱いため室内での飼育がすすめられています。RSPCAによると、26℃を超えると熱中症のおそれがあり、15℃を下回ると体が冷えてしまうことがあります。

ケージを置く場所のポイント

  • ● 直射日光やエアコンの風が直接当たらない場所に置く
  • ● 温度計を近くに置き、夏と冬は特に室温を確認する
  • ● 部屋で遊ばせるときは、かじられると危ない電気コードなどを片付けてから、サークルで囲った範囲で遊ばせる

レイアウトしやすいおすすめケージ3選

レイアウトを組みやすいかどうかは、ケージの広さと、扉や天井の開き方、掃除のしやすさで変わります。ここでは、この3つの点で選んだケージを紹介します。

マルカン CASA セレクトケージ Rabbit 80|引き出しトレーで掃除しやすい定番

マルカンのセレクトケージ Rabbit 80は、うさぎ用として作られたケージで、サイズは幅83×奥行55×高さ64cmです。大きな正面扉と、全面が開く天井があるので、ハウスや食器の配置を変えたり、毎日の掃除をしたりするときに手を入れやすい作りです。引き出し式のトレーで、外したときもケージの下にゴミが落ちにくい構造になっています。

向かない方:網のケージなので、牧草が外に飛び散ることがあります。床面積は約0.46㎡で、Merck獣医マニュアルの目安(1頭あたり約0.7㎡)より狭いため、部屋で遊ばせる時間をとれる家に向いています。

\ 引き出しトレーで毎日の掃除がしやすい /


Yulezen 折りたたみ式アクリル透明ケージ|様子を見やすく飛び散りにくい

透明なアクリル製のケージで、商品名の表記ではサイズは約70.5×43.5×39cmです。どの方向からもモルモットの様子が見やすいので、部屋の雰囲気に合わせたすっきりしたレイアウトを作りたい方に向いています。側面が網ではないため、牧草や床材が外に飛び散りにくいのも利点です。

向かない方:金網のケージより風が通りにくく、熱や湿気がこもりやすくなります。モルモットは暑さや湿気に弱いため、夏はエアコンで室温を管理できる環境が前提です。また、床面積は約0.31㎡と3つの中で一番狭いので、1頭で飼い、部屋で遊ばせる時間を毎日とれる家に向いています。

\ 透明で様子を見やすく、牧草が飛び散りにくい /


ファープラスト キャシタ 120|広さを重視するなら

イタリアのペット用品メーカー、ファープラストのモルモットとうさぎ向けケージです。メーカーの製品ページによると、外寸は幅119×奥行58×高さ60cm、内寸は幅115×奥行55cmで、内側の床面積は約0.63㎡あります。天井が丸ごと開いてレイアウトを組みやすいほか、給水ボトル、牧草入れ、食器、ハウスが付属しています。

トンネルなどを置いても動き回るスペースを残しやすく、広めのレイアウトを組みたい方に向いています。

向かない方:サイズが大きいので、置き場所の幅と奥行きを事前に測っておく必要があります。省スペースのケージを探している方には向きません。

\ 幅約120cmで広めのレイアウトを組みやすい /


3つのケージの特徴を比べると、次のようになります。

CASA セレクトケージ 80
特徴引き出しトレイで掃除が簡単
こんな方におすすめ

初めてモルモットを飼う方
Yulezen アクリルケージ
特徴透明で様子を見やすく、牧草が飛び散りにくい
こんな方におすすめ

見た目を重視し、室温を管理できる家
ファープラスト キャシタ 120
特徴幅約120cmの広さと付属品の多さ
こんな方におすすめ

広めのレイアウトを組みたい方

レイアウトを清潔に保つコツ

長野県動物愛護センターの飼育資料では、汚れた床材は毎日片付けるようにすすめられています。ハウスとトイレを離しておくと汚れる場所がまとまるので、毎日の部分的な掃除がしやすくなります。

また、モルモットの抜け毛や体の汚れもケージ内にたまります。体のケアもあわせて行うと、ケージをきれいに保ちやすくなります。

💡

抜け毛対策にはブラッシングを

抜け毛がケージ内にたまりにくくなるよう、日ごろのブラッシングもあわせて取り入れましょう。体にふれることで、毛並みや皮膚の変化にも気づきやすくなります。

正しいブラッシング方法とおすすめブラシを見る →

💡

ニオイが気になるときはシャンプーも検討

ブラッシングだけでは落ちない汚れやニオイが気になるときのために、体に負担をかけにくい洗い方をまとめています。

モルモットの安全なシャンプー手順を読む →

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まとめ:平らな床と場所ごとの分け方がレイアウトの基本

モルモットのケージレイアウトは、床材を敷いた平らな床を広くとり、ハウス、食事の場所、トイレを離して置くのが基本です。金網に直接立たせないこと、給水ボトルの真下にハウスを置かないことにも気をつけましょう。

ケージは、掃除のしやすさならマルカン CASA セレクトケージ Rabbit 80、広さならファープラスト キャシタ 120、見た目と飛び散りにくさならYulezenのアクリルケージが候補になります。食欲がない、足の裏が赤い、動きがおかしいなどの異変があれば、早めに動物病院を受診してください。

よくある質問

Q:モルモットのレイアウトで使ってはいけない素材はありますか?

A:モルモットはケージ内のものをかじることがあります。Merck獣医マニュアルでも、ケージに入れるものは毒性がなく安全な素材にするようすすめられています。かじって割れやすいプラスチックの小物や、モルモットが食べてはいけない植物はケージに入れないようにしましょう。かじる物を入れたい場合は、小動物用のかじり木を選ぶと安心です。

Q:ロフト付きのケージは使ってもいいですか?

A:使えますが、高い段差は落ちたときにけがをするおそれがあります。ロフトは外すか低い位置で使い、平らな床を広く残すようにしましょう。

Q:2頭で飼うときのレイアウトはどうすればいいですか?

A:ハウスは頭数より1つ多く、2頭なら3つ置くのが目安です。Merck獣医マニュアルの目安では、2頭なら床面積は約0.9〜1.1㎡になります。幅120cmクラスのケージを選んだうえで、部屋で遊ばせる時間もつくりましょう。

Q:アクリルケージは夏でも使えますか?

A:使えますが、金網のケージより熱や湿気がこもりやすくなります。エアコンで室温を管理し、ぐったりしている、呼吸が荒いなどの様子があれば、すぐに動物病院に相談してください。

免責事項
  • ※本記事は情報の提供を目的としており、専門的な医療アドバイスではありません。体調に不安がある場合は、必ず獣医師や専門機関にご相談ください。
  • ※紹介している商品の価格や仕様は、記事執筆時点の情報です。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。
  • ※本記事で紹介した商品やサービスの利用によって生じた損害等について、当サイトは一切の責任を負いかねます。
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