猫の脱走防止は玄関から!賃貸でも付けられる柵とゲートおすすめ7選

猫の脱走防止は玄関から!賃貸でも付けられる柵とゲートおすすめ7選

「玄関を開けた瞬間に、猫が飛び出しそうでヒヤッとする」
「賃貸だから、壁に穴をあける工事はできない…」

猫の脱走防止は、まず玄関から始めましょう。玄関の手前に天井まで突っ張れる柵やゲートを付け、毎日の出入りの習慣を見直すことで、猫が外に出てしまう危険を大きく減らせます。

柵やゲートには、突っ張って固定する工事不要のタイプが多く、賃貸でも付けやすいのが特徴です。

この記事では、玄関から脱走しやすい場面、柵とゲートの選び方、おすすめ7選、100均やすのこでDIYする時の注意点、柵以外にできる対策までまとめました。

※本記事はプロモーションが含まれます

最終更新日:2026年10月21日

記事の読了時間:約13分

この記事で分かること
  • ● 玄関の脱走防止柵の選び方:高さ、すき間、玄関の幅と天井の高さの測り方
  • ● おすすめの柵とゲート7選:賃貸でも付けやすい突っ張り式を比較
  • ● 柵以外の対策:出入りの習慣、DIYの注意点、脱走した時の連絡先

玄関に合わせて選ぶ、猫の脱走防止柵5選

迷ったら1位/予算をおさえるなら2位/天井が高い家は3位/広い玄関は4位/木製なら5位

タイプ
天井突っ張り式(扉付き)
特徴
取付の幅約78.5〜84.5cm、足元に段差がない
こんな家に!
定番の猫用フェンスで、しっかり対策したい家
タイプ
天井突っ張り式(扉付き)
特徴
取付の幅85〜92.5cm、格子の間隔が約3.4cm
こんな家に!
価格をおさえて、天井まで突っ張れる柵を付けたい家
タイプ
天井突っ張り式(扉付き)
特徴
取付の高さ270cmまで、パイプのすき間約27mm
こんな家に!
天井が高い玄関や、子猫がいる家
タイプ
左右の壁で突っ張る式(扉付き)
特徴
幅75〜245cmのサイズから選べる、高さ190cm(上部パネル込み)
こんな家に!
幅の広い玄関や、ホールに付けたい家
タイプ
天井突っ張り式(木製、扉付き)
特徴
高さ約188cm、取付の幅約76〜89cm
こんな家に!
玄関になじむ木製の柵がほしい家(成猫専用)

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目次

猫の脱走防止は玄関から!脱走しやすい場面と理由

ポイント:猫の脱走は、玄関や窓、ベランダから起こることが多いといわれています。中でも玄関は、人が毎日出入りするので、ちょっとしたすきに猫が飛び出しやすい場所です。

ねこのきもちのアプリで2020年に行われたアンケートでは、愛猫が一時的に脱走したことのある飼い主さんは48%にのぼりました。具体的には、玄関や裏口、掃き出し窓、ベランダなどが挙がっていました。

まずは、玄関から脱走しやすい場面と、猫が外に出たがる理由を知っておきましょう。

宅配や来客、帰宅の時のすき

玄関から脱走しやすいのは、ドアを開けている時間が長くなる場面です。たとえば、宅配便の荷物を受け取る時、来客を迎える時、両手に荷物を持って帰宅した時などです。

ドアを開けた時に、猫が玄関のすぐ近くで待っていることもあります。人の足元をすり抜けて、一瞬で外に出てしまうこともあるので注意しましょう。

猫が外に出たがる理由

猫が外に出たがるのは、外の音やにおい、動くものに興味を持つからです。窓から外を見ている猫は、外の世界が気になっていることもあります。

また、避妊や去勢をしていない猫は、発情期に外に出たがることがあります。大きな音に驚いて、パニックになって飛び出してしまうこともあります。

脱走するとどうなる?

外に出た猫は、知らない場所でパニックになり、自分で帰れなくなることがあります。交通事故や、ほかの猫とのケンカに巻き込まれる心配もあります。

ずっと室内で暮らしている猫ほど、外の環境に慣れていません。「うちの子は外に興味がないから大丈夫」と思わず、前もって対策しておきましょう。

猫の脱走防止柵とゲートの選び方|玄関に付ける時の5つのポイント

ポイント:玄関の脱走防止柵は、天井まで突っ張れる高さがあり、すき間が狭いものを選びましょう。設置する場所の幅と天井の高さを測ってから選ぶと、失敗しにくくなります。

柵やゲートは、玄関ドアそのものではなく、玄関の手前の廊下などに付けるのが一般的です。選ぶ時は、次の5つを確認しましょう。

玄関に付ける猫の脱走防止柵を選ぶ時の、高さ、すき間、取り付ける場所の幅と天井の高さの3つのチェックポイントを表した図
5つのうち、特に大切な高さ、すき間、サイズの3つを図にまとめました

高さは天井まで突っ張れて、上に足場がないものが安心

猫はジャンプ力が高く、自分の身長の約5倍の高さまで跳べるといわれています。活発な猫では、2mをこえる高さまで跳ぶこともあるようです。腰の高さくらいの柵では、簡単に飛び越えられてしまいます。

玄関には、天井と床で突っ張って固定する柵がおすすめです。ただし、柵の本体は高さ170〜190cmほどの商品が多く、天井が高いと柵の上にすき間ができます。ジャンプが得意な猫なら、柵の上に付けるオプションのパーツがあるかも確かめましょう。

柵の近くに靴箱や台など足場になる物があると、そこから飛び越えることもあるので、置き場所にも気をつけましょう。

すき間と格子の幅は子猫もすり抜けない狭さに

猫は、頭が通るすき間なら体も通り抜けてしまうといわれています。成猫なら3〜5cm以下のすき間を通るのは難しいとされますが、体の小さな子猫はもっと狭いすき間も通れます。

格子の間隔だけでなく、柵と壁の間のすき間や、床とのすき間も確かめましょう。子猫を迎える予定がある時は、すき間が特に狭い商品を選ぶと安心です。7選の中では、3位のアイリスオーヤマ ねことりでのパイプのすき間が約27mmといちばん狭くなっています。

猫扉タイプ(扉付き)の脱走防止柵なら人の出入りもラク

玄関の柵は、人が毎日通る場所に付けます。扉付きのタイプを選べば、柵を外さずに出入りできます。

扉は、荷物を持っていても開けやすいか、猫が自分で開けられないロックが付いているかを確かめましょう。扉が自然に閉まらないタイプは、閉め忘れに気をつけることも大切です。ロボット掃除機を使っている家は、足元に段差がない1位ののぼれんニャンが通りやすいです。

賃貸なら突っ張り式で工事不要のものを

賃貸住宅なら、壁に穴をあけずに付けられる突っ張り式がおすすめです。天井と床で突っ張るタイプと、左右の壁で突っ張るタイプがあります。

ただし、突っ張り式でも、壁紙や天井の材質によっては跡やへこみが残ることがあります。メーカーも、石膏ボードの天井などでは下地のある場所に付けるよう案内しています。付ける前に、管理会社や契約の内容も確認しておきましょう。

天井が石膏ボードで心配な時は、4位のソポア キャットウォールのように、左右の壁で突っ張るタイプもあります。

玄関の幅と天井の高さ、段差を測る

柵を付ける場所の幅と、床から天井までの高さを測りましょう。商品ごとに、付けられる幅と高さが決まっています。

玄関の上がりかまちのように段差がある場所や、天井にライトや点検口がある場所には付けにくいことがあります。床と天井が平らで、丈夫な場所を選ぶと安定します。測った幅に合う商品は、おすすめ7選の比較表で確かめられます。

猫の脱走防止柵のタイプ比較|突っ張り式とパーテーション、オーダーメイドの違い

ポイント:玄関には、天井と床で突っ張る式か、左右の壁で突っ張る式がおすすめです。置くだけの自立式は高さが足りないことが多く、猫の脱走防止には向いていません。

脱走防止柵とゲートの主なタイプを、表にまとめました。

脱走防止柵とゲートのタイプ比較
タイプ 特徴 賃貸で使える? 向いている家
天井突っ張り式 天井まで突っ張れて、飛び越えにくい ◯(工事不要) 天井の高さが合う玄関
左右の壁で突っ張る式 天井の材質に左右されにくい ◯(工事不要) 幅の広い玄関や、天井に付けにくい家
自立式(パーテーション) 置くだけで使える ◯ 一時的な仕切りとして使う家(玄関の脱走防止には不向き)
オーダーメイド 玄関の形にぴったり合わせられる 商品による 予算に余裕があり、長く使いたい家

置くだけのパーテーションは手軽ですが、高さが足りず飛び越えやすいので、玄関には天井まで突っ張れるタイプを選びましょう。

※「ねこ工房」の「にゃんがーど」など、玄関の寸法に合わせて作るオーダーメイドの柵もあります。突っ張り式で賃貸にも設置できるとされていますが、価格は1枚タイプで税込99,800円からと高めで、通常は届くまでに6〜7週間かかります(2026年10月時点の公式サイト)。

猫の脱走防止におすすめの柵とゲート7選

ポイント:ここで紹介するのは、どれも穴あけ不要の突っ張り式で扉付きの柵です。まずは、柵を付ける場所の幅と天井の高さに合うものを選びましょう。

下の比較表で、付けられる幅と高さを確かめてみてください。

猫の脱走防止におすすめの柵とゲート7選の比較表
商品 取付の幅 取付の高さ 価格の目安
1位 のぼれんニャン Quick 約78.5〜84.5cm 約181〜245cm 約19,800円
2位 にゃんドア 約85〜92.5cm 約190〜250cm 約12,600円
3位 アイリスオーヤマ ねことりで 75cm(調整なし) 約210〜270cm 約18,000円
4位 ソポア キャットウォール 75〜245cm(サイズ別) 天井は使わない(本体190cm) 約26,900円〜
5位 木の のぼれんニャン 約76〜89cm 約200〜245cm 約29,800円
6位 にゃんドア クリア 約87.5〜92.5cm 約190〜250cm 約21,600円
7位 のぼれんニャン Quick スリム 約73.5〜80cm 約181〜245cm 約19,800円

※価格は2026年10月時点のAmazonの目安です。幅と高さは、各商品ページやメーカーの表記をもとにしています。

迷ったら、付ける場所の幅に合わせてこの4つから

幅が約73.5〜80cmなら
幅の狭い廊下にも付けやすい、扉付きのフェンス
幅が約78.5〜84.5cmなら
足元に段差がなく、人もロボット掃除機も通りやすい
幅が約85〜92.5cmなら
天井まで突っ張れて、格子の間隔は約3.4cm
幅が約92.5cmより広いなら
幅75〜245cmのサイズから選べる、横突っ張りのゲート

幅が約78.5〜80cmなら、1位と7位のどちらも付けられます。天井が250cmをこえる玄関なら3位、天井に付けにくい場合は左右の壁で突っ張る4位を選びましょう。

1位:【定番の猫用フェンス】のぼれんニャン バリアフリー Quick

ペットセレクトの「のぼれんニャン」シリーズの中で、2025年8月にリニューアルした新しいモデルです。天井と床で突っ張って付ける、扉付きの猫用フェンスです。

天井突っ張り式
扉付き
足元に段差なし

付けられる幅は約78.5〜84.5cm、高さは約181〜245cmです。フェンス自体の高さは170〜190cmで、天井が高い場合は柵の上に付けるオプションのパーツもあります。本体と壁のすき間は左右それぞれ最小約1cm〜最大約3.5cmです(商品ページ)。足元に段差がないバリアフリー構造なので、人が出入りしやすく、ロボット掃除機も通れます。

○ よい点

  • 猫用に作られた、定番のフェンス
  • 足元に段差がなく、つまずきにくい
  • 手元のレバーで、踏み台なしで突っ張れる

△ 気になる点

  • 石膏ボードの天井などでは、下地のある場所に付ける必要がある
  • 幅が約84.5cmより広い場所には付けられない
  • 壁とのすき間が最大約3.5cmになるので、子猫は通れないか確かめる必要がある

おすすめ商品:のぼれんニャン バリアフリー Quick

毎日の出入りが多い玄関や、ロボット掃除機を使っている家に向いています。幅が約80cm以下なら、7位のスリムを選びましょう。

\ 迷ったらこれ。段差なしで出入りしやすいフェンス /


2位:【手ごろな価格で天井まで】わにゃにゃ にゃんドア

ベビー用品メーカーのシンセーインターナショナルが作った、猫用のブランド「わにゃにゃ」の脱走防止ゲートです。天井と床で突っ張って付けるハイタイプで、7選の中では価格が手ごろです。

天井突っ張り式
扉付き
格子の間隔約3.4cm

付けられる幅は約85〜92.5cm、高さは約190〜250cmです(商品ページ)。格子の間隔は約3.4cmで、扉にはダブルロックが付いています(販売店の表記)。

○ よい点

  • 約12,600円と、7選でいちばん価格が低い(2026年10月時点)
  • 天井が高めの家にも付けやすい
  • 扉にダブルロックが付いている

△ 気になる点

  • 幅が約85cmより狭い場所には付けられない
  • 子猫の場合は、格子の間隔を通れないか確かめる必要がある

おすすめ商品:わにゃにゃ にゃんドア

幅が85cm以上ある玄関や廊下に向いています。価格をおさえて、天井まで突っ張れる柵を付けたい人におすすめです。

\ 天井まで突っ張れる柵を、1万円台前半で /


3位:【天井が高い玄関に】アイリスオーヤマ ねことりで PNG-210

アイリスオーヤマの猫用ゲート「ねことりで」です。高さが約270cmまでの場所に付けられるので、天井が高めの玄関にも使えます。

天井突っ張り式
パイプのすき間約27mm
トリプルロック

サイズは幅75cm(幅の調整はできません)、付けられる高さは約210〜270cmです。パイプのすき間は約27mmと狭く、子猫の頭がはさまりにくいように作られています(商品ページ)。扉の上と下にロックがあり、ハンドルを固定するロックと合わせて3つのロックが付いています。

○ よい点

  • 天井が高い場所にも付けられる
  • パイプのすき間が狭く、子猫にも使いやすい
  • ロックが3つあり、扉が開きにくい

△ 気になる点

  • 幅は75cmで、幅を調整できない
  • 自分で組み立てる必要がある

おすすめ商品:アイリスオーヤマ ねことりで PNG-210

天井が250cmをこえる玄関や、子猫を迎える家におすすめです。幅は75cmで調整できないので、付ける場所の幅を必ず測ってから選びましょう。

\ 子猫がいる家にも、すき間約27mmのゲート /


4位:【広い玄関に】ソポア キャットウォール

天井ではなく、左右の壁で突っ張って付ける猫用ゲートです。幅75〜245cmまで、設置場所に合わせてサイズを選べます。

左右の壁で突っ張る式
幅75〜245cmから選べる
片手で操作できる扉

高さは、上のパネルを含めて190cmです。すき間は3.7cm以下とされていますが、高さ148cmより上のパネル部分は最大4.4cmです(公式サイト)。扉は片手で操作できる静音ロック付きで、90度に開いたまま止めることもできます。壁を守るための保護材も付いています。

○ よい点

  • 幅の広い玄関やホールにも付けられる
  • 天井の高さや材質を気にせず付けやすい
  • 扉の幅が広く、荷物を持っていても通りやすい

△ 気になる点

  • 7選の中では価格が高め
  • 壁紙がやわらかいと、跡が残ることもある

おすすめ商品:ソポア キャットウォール

幅の広い玄関や、天井に付けにくい家に向いています。設置する場所の幅をしっかり測ってから、サイズを選びましょう。

\ 幅の広い玄関にも合わせられる、横突っ張りのゲート /


5位:【木製で玄関になじむ】木の のぼれんニャン

のぼれんニャンシリーズの木製モデルです。パイン材を使っていて、玄関や廊下の雰囲気になじみやすいのが特徴です。

天井突っ張り式
木製
成猫専用

本体の高さは約188cmで、付けられる幅は約76〜89cm、高さは約200〜245cmです(商品ページ)。組み立てにはプラスドライバーと踏み台が必要で、大人2人で組み立てることがすすめられています。

○ よい点

  • 木製で、インテリアになじみやすい
  • 付けられる幅が約76〜89cmと広め

△ 気になる点

  • 成猫専用で、子猫には使えない
  • 本体が約8kgと重く、組み立てが少し大変
  • 7選の中では価格がいちばん高い

おすすめ商品:木の のぼれんニャン

見た目にもこだわりたい家や、成猫だけを飼っている家に向いています。

\ 玄関の雰囲気をこわさない、木製のフェンス /


6位:【透明で玄関が明るい】にゃんドア クリア

2位のにゃんドアの、パネルが透明なタイプです。向こう側が見えるので、玄関や廊下が暗くなりにくく、圧迫感もおさえられます。

天井突っ張り式
透明パネル
両開きの扉

付けられる高さは約190〜250cmです。付けられる幅は、公式サイトでは約87.5〜92.5cmと案内されています。扉は上下2か所でロックでき、両開きで90度に開いたまま止められます。

○ よい点

  • 透明なので、玄関が暗くなりにくい
  • 扉が両開きで、出入りしやすい

△ 気になる点

  • 通常のにゃんドアより価格が高い
  • 付けられる幅が約87.5〜92.5cmと限られる

おすすめ商品:にゃんドア クリア

玄関が暗くなるのが気になる家や、柵の圧迫感をおさえたい家に向いています。

\ 玄関を暗くしない、透明なゲート /


7位:【幅の狭い玄関に】のぼれんニャン バリアフリー Quick スリム

1位ののぼれんニャン Quickを、幅の狭い場所向けにしたモデルです。付けられる幅は約73.5〜80cmです。

天井突っ張り式
扉付き
幅の狭い場所向け

付けられる高さは約181〜245cmで、1位と同じく足元に段差がないバリアフリー構造です(商品ページ)。

○ よい点

  • 幅の狭い廊下にも付けやすい
  • 1位と同じく足元に段差がない

△ 気になる点

  • 幅が約80cmより広い場所には付けられない
  • 付けられる幅の範囲が約73.5〜80cmと狭い

おすすめ商品:のぼれんニャン バリアフリー Quick スリム

幅が約73.5〜80cmの、狭めの玄関や廊下に向いています。

\ 幅80cm以下の廊下なら、こちらのスリム /


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猫の脱走防止柵の作り方|玄関に100均やすのこ、突っ張り棒でDIYする時の注意点

ポイント:100均の材料やすのこ、突っ張り棒でも、玄関の脱走防止柵は作れます。ただし、倒れたりすき間ができたりしやすいので、長く使うなら市販品の方が安心です。

DIYの柵は、材料費をおさえられるのが魅力です。ここでは、作り方の流れと、気をつけたい点を紹介します。

100均とホームセンターの材料で作る、簡単な作り方の流れ

DIYでよく使われるのは、ワイヤーネットやすのこ、突っ張り棒です。ワイヤーネットや連結用のジョイント、結束バンドは、ダイソーやセリアなどの100均でそろえやすい材料です。柱にする2×4材や、ラブリコなどの突っ張り用の金具は、ホームセンターで手に入ります。

  1. 1
    付ける場所の幅と高さを測る
    天井までの高さと、廊下の幅を測っておきます。
  2. 2
    柱になる部分を立てる
    突っ張り棒や、ホームセンターで買える2×4材と突っ張り用の金具などで柱を立てます。
  3. 3
    ワイヤーネットやすのこを取り付ける
    結束バンドなどで、柱にしっかり固定します。
  4. 4
    すき間をなくす
    床や壁、天井との間に、猫が通れるすき間がないか確かめます。
  5. 5
    ぐらつきを確かめる
    手で押したり引いたりして、倒れないか確かめます。

DIYで気をつけたいこと

DIYの柵は、猫が体当たりしたり、よじ登ったりすると倒れることがあります。体重のある猫だと、思った以上に力がかかります。

また、結束バンドが切れたり、ワイヤーネットの継ぎ目にすき間ができたりして、そこから抜け出すこともあります。ワイヤーネットは足をかけやすく、よじ登る猫もいるので注意しましょう。

ワイヤーネットのマス目が大きいと、すり抜けたり頭がはさまったりすることもあります。結束バンドの切り口やワイヤーの端でケガをしないかも確かめましょう。柵が倒れると、猫や人がケガをするおそれもあります。

賃貸の場合は、突っ張る力で壁や天井に跡が残ることもあります。DIYの柵は一時的な対策と考えましょう。価格をおさえたい時は、2位のにゃんドアから検討してみてください。

柵以外にできる玄関の脱走対策

ポイント:柵の扉と玄関のドアを同時に開けないことが基本です。あわせて、出入りの前に猫の居場所を確かめる習慣をつけましょう。

柵があっても、扉の閉め忘れや、家族のうっかりで脱走することがあります。毎日の習慣も見直しておきましょう。

玄関での猫の脱走防止のために、ドアを開ける前に猫の居場所を確かめ、柵の扉を閉めてから玄関を開ける出入りの習慣を表した図
ドアを開ける前の確認から、柵の扉を開けるまでの流れです

ドアを開ける前に猫の居場所を確かめる

玄関のドアを開ける前に、猫がどこにいるかを確かめましょう。柵の扉を閉めてから玄関のドアを開け、玄関のドアを閉めてから柵の扉を開けるのが基本です。

家族みんなで同じルールを守ることも大切です。ドアを開ける前に「開けるよ」と声をかけ合い、玄関まわりには猫の好きなおもちゃや寝床を置かないようにしましょう。

来客や宅配の時は別の部屋に

インターホンが鳴ったら、玄関に出る前に猫を別の部屋に入れ、ドアを閉めておきましょう。宅配便の受け取りや来客の時は、短い時間でもドアが開いたままになりやすいからです。

留守番の時や来客が多い日は、ケージで過ごしてもらうのもひとつの方法です。

💡 留守番中のケージの選び方や、快適に過ごしてもらう工夫はこちらで紹介しています。

仕事中の猫の留守番はケージが安全?選び方と快適環境の作り方 →

もしもの時に備える

万が一の脱走に備えて、迷子札やマイクロチップで、飼い主が分かるようにしておきましょう。

2022年6月から、ブリーダーやペットショップで販売される犬や猫には、マイクロチップの装着が義務になりました。マイクロチップが入っている猫を迎えた時は、飼い主の情報に変更する「変更登録」が必要です。引っ越しなどで連絡先が変わった時も、登録情報を確認しておきましょう。

玄関以外も要注意!場所別の猫の脱走防止対策

ポイント:猫は、窓やベランダ、網戸、部屋のドアからも脱走することがあります。玄関の対策と合わせて、家のほかの場所も確かめておきましょう。

場所ごとの対策は、次のとおりです。

窓とベランダ

窓を開けて換気している時や、ベランダに出た時に脱走することがあります。窓は少しだけ開けて止められるストッパーを使い、ベランダには猫を出さないようにするのが基本です。

網戸

猫が網戸を開けたり、破ったりして外に出てしまうこともあります。網戸のロックや、破れにくい網に替えるなどの対策をしておきましょう。

💡 網戸からの脱走が心配な方は、こちらの記事も参考にしてください。

猫の網戸脱走防止グッズおすすめ5選!開ける・破るを完全対策 →

部屋のドアや引き戸

レバー式のドアノブは、猫がジャンプして開けてしまうことがあります。部屋のドアから玄関へ向かうこともあるので、ドアノブのロックなどで開けられないようにしておきましょう。引き戸も、猫が前足で開けてしまうことがあるので、ストッパーで開かないようにしておくと安心です。

💡 猫がドアをカリカリひっかく時の対策は、こちらでまとめています。

猫のドアカリカリ防止グッズ5選!賃貸でも安心な傷と騒音の最強対策 →

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猫の脱走防止のよくある質問

Q:猫は何cmくらいまでジャンプできますか?

A:猫は、自分の身長の約5倍の高さまで跳べるといわれています。活発な猫だと、2mをこえる高さまで跳ぶこともあるようです。玄関の柵は天井まで突っ張れるものを選び、柵の上のすき間が大きい時は、上に付けるパーツも検討しましょう。

Q:賃貸でも付けられる脱走防止柵はありますか?

A:はい、天井と床、または左右の壁で突っ張って付けるタイプなら、壁に穴をあけずに付けられます。跡が残ることもあるので、付ける前に管理会社や契約の内容を確認しておきましょう。

Q:引き戸の玄関にも付けられますか?

A:柵は玄関ドアではなく、玄関の手前の廊下などに付けるので、引き戸の玄関でも使えます。付けたい場所の幅と天井の高さが、商品の取付サイズに合うかを確かめましょう。

Q:パーテーションでも猫の脱走防止になりますか?

A:置くだけのパーテーションは手軽ですが、高さが足りない物が多く、猫が飛び越えやすいです。玄関の脱走防止には、天井まで突っ張れるタイプを選びましょう。パーテーションは、一時的な仕切りとして使う程度にしておくと安心です。

Q:脱走してしまった時は、まず何をすればいいですか?

A:まずは家の中をよく探し、いなければ家のまわりの物置や室外機の下など、狭くて暗い場所を探しましょう。あわせて、保健所や動物愛護センター、警察、近くの動物病院に連絡し、写真入りのチラシで近所に知らせます。連絡先は住んでいる地域によって違うので、自治体のホームページや、環境省の収容動物検索情報サイトで確認しましょう。

まとめ

猫の脱走防止は、人が毎日出入りする玄関から始めるのがおすすめです。

  • ● 柵の高さ:天井まで突っ張れる柵を選び、柵の上のすき間や足場にも注意
  • ● すき間:格子や壁とのすき間が狭いものを選ぶ(子猫は特に注意)
  • ● 賃貸:突っ張り式なら工事不要。付ける前に管理会社や契約の内容を確認
  • ● 習慣:柵の扉と玄関のドアを同時に開けない。来客や宅配の時は別の部屋へ

柵と毎日の習慣をセットにして、猫が安心して暮らせる家を作りましょう。

\ 使い方に合わせて選ぶならこの3つ /

迷ったら
足元に段差がなく、人もロボット掃除機も通りやすい猫用フェンス
予算をおさえたいなら
約12,600円と、7選でいちばん価格が低い
玄関になじむ見た目なら
木のぬくもりがある、扉付きのフェンス(成猫専用)

参考資料と出典

免責事項
  • ※本記事は情報の提供を目的としており、専門的な獣医療アドバイスではありません。愛猫の体調やケガに不安がある場合は、自己判断せず必ず獣医師や専門機関にご相談ください。
  • ※脱走防止柵やゲートは、猫の脱走を完全に防ぐものではありません。取扱説明書に従って設置し、扉の閉め忘れなどにも気をつけてください。
  • ※賃貸住宅での設置は、管理会社や契約の内容をご確認ください。
  • ※紹介している商品の価格や仕様は、2026年10月時点の情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
  • ※本記事で紹介した商品やサービスの利用によって生じた損害等について、当サイトは一切の責任を負いかねます。
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