「うちのジャンガリアン、60gあるけど太りすぎ?」
「ハムスターの体重って、どうやって測るの?」
ハムスターの体重の目安は、種類によって大きく違います。ジャンガリアンならオス35〜45g、メス30〜40gほどで、ゴールデンやキンクマは85〜150gほどです(ペットのコジマ)。
ジャンガリアンで60gなら目安を大きく上回っていますが、骨格が大きいだけのこともあります。体重の数字と体型の両方を見て判断しましょう。
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最終更新日:2026年10月20日
記事の読了時間:約9分
- ● 種類別の体重の目安:ジャンガリアン、ゴールデン、キンクマなど6種類の体重
- ● 体重の測り方と記録のつけ方:キッチンスケールで測る方法と、記録表の例
- ● 肥満の見分け方とダイエット:太りすぎや痩せてきた時に確かめることと、無理のない減らし方
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ハムスターの体重の目安は?種類ごとの適正体重
※ペットのコジマの動物図鑑に載っている目安です。体の大きさは、図鑑では「体高」として載っています。個体差が大きいので、参考として見てください。
目安より重くても、骨格が大きいだけで、太っていないこともあります。反対に、この範囲に入っていても、お腹まわりに脂肪がついていることもあります。数字だけで決めず、このあと紹介する「肥満を見分ける3つの方法」もあわせて確かめてください。
ジャンガリアンハムスターの体重は?50gや60gは太りすぎ?
ジャンガリアンの体重の目安
ペットのコジマの動物図鑑では、ジャンガリアンハムスターの体重は、オス35〜45g、メス30〜40gと紹介されています。オスのほうが少し重めです。体の大きさ(体高)は、オス7〜12cm、メス6〜11cmほどです。
50gや60gある時は、体型もあわせて確かめる
50gや60gは、ジャンガリアンの目安の上限(オス45g、メス40g)をはっきり上回る体重です。ただし、骨格が大きく、体は引き締まっている子もいるため、体重だけで太りすぎと決めつけることはできません。
そこで、上から見た形、脇腹の触り心地、横から見たお腹のようすを確かめます。上から見て丸く、脇腹をなでても肋骨が分からないようなら、食事と運動を見直しましょう。見分け方は「肥満を見分ける3つの方法」でくわしく紹介します。判断に迷う時は、動物病院で体型を見てもらってください。
キャンベルやロボロフスキーとの違い
キャンベルは見た目がジャンガリアンとよく似ていて、体重は30〜40gほどです。ロボロフスキーはハムスターの中でいちばん小さく、体重は15〜40gと幅があります(ペットのコジマ)。見た目が似ていても体重の幅が違うので、お迎えした子の種類を確かめておくと比べやすくなります。
ゴールデンハムスターとキンクマの体重
ペットのコジマの動物図鑑では、ゴールデンもキンクマも、体重はオス85〜130g、メス95〜150gと紹介されています。メスのほうが少し大きく、体高はオス約18.2cm、メス約19.2cmです。
キンクマは、品種改良で生まれたゴールデンハムスターの毛色の一種です。今では、アプリコット色のゴールデンを「キンクマハムスター」と呼ぶのが一般的とされています(ペットのコジマ)。ジャンガリアンなどの小型の種類(ドワーフ系)より体重の幅が広いので、図鑑の数字よりも、その子のふだんの体重からの変化に注目してください。
ハムスターの体重の測り方と、記録のつけ方
キッチンスケールと容器で測る
ハムスターの体重は、家庭用のキッチンスケールでも測れます。イギリスの動物保護団体Woodgreenも、キッチンスケールが使いやすいと紹介しています。手順は次のとおりです。
- ①容器をのせる:ハムスターがすっぽり入る、深めのカップやプラケースなどをスケールにのせる
- ②表示を0にする:0表示(風袋引き)のボタンを押して、容器の重さを引く
- ③ハムスターを入れて読む:容器にハムスターを入れ、動きが止まった時の数字を読む
容器に入れると、動き回っても落ちにくく、測りやすくなります。飛び出しそうな時は、ふたのできる容器を使うか、床に近い低い所で測ります。
0.1g単位で測れると、小さな変化に気づきやすい
1g単位のスケールでも、体重の大まかな変化は分かります。ただ、体重30〜45gほどのジャンガリアンでは、数字のうえではわずかな増減でも、体にとっては大きな変化です。0.1g単位で測れるスケールなら、小さな変化にも気づきやすくなります。
タニタのクッキングスケール KJ-212は、微量モードにすると、0〜200gまでを0.1g単位で測れます(200〜1,000gは0.5g単位)。0表示の機能も付いているので、容器ごとのせて測れます(販売ページより)。
じっとしていない時の測り方
動き回って数字が安定しない時は、次のような工夫をしてみてください。
- ● 深めの容器を使い、ハムスターが落ち着くまで少し待ってから数字を読む
- ● いつも使っている巣箱など慣れた物を先に容器に入れて表示を0にし、そのあとハムスターを入れる
- ● 何回か測って、同じくらいの数字が続いた時の値を記録する
同じ条件で測って、記録をつける
体重は、食べた量や、ほお袋に入っている食べ物でも変わります。毎回できるだけ同じ時間帯に、同じ容器で測ると、数字を比べやすくなります。週に1回など、決まった間隔で記録を続けます。
体重の数字だけでなく、体型や食欲、便のようすもメモしておくと、「急に減った」「食べる量が減った」といった変化に気づきやすくなります。
ハムスターの肥満を見分ける3つの方法
上から見て、くびれがなく丸い
上から見た時に、くびれがなく全体がまん丸だと、太っている可能性があります。手足が体に埋もれて短く見える場合も、注意が必要です。
脇腹をなでても肋骨が分からない
指で胸から脇腹をやさしくなでた時に、肋骨のでこぼこがかすかに分かれば、ちょうどよい体型の目安です。軽く触っても、脂肪で肋骨がまったく分からない時は、太りすぎが疑われます。強く押さず、嫌がる時はやめておきましょう。
横から見て、お腹と床のすき間がない
ケージ越しに横から見て、歩いている時にお腹と床の間にすき間がなかったり、お腹が床に擦れていたりする時は、太っている可能性があります。
太ったように見えても、病気のこともある
お腹だけが急にふくらんだり、体重が短い間に増えたりした時は、太ったのではなく、病気が隠れていることもあります。メスなら妊娠の可能性もあります。自己判断せず、早めに動物病院に相談してください。
ハムスターが太る原因と、痩せてきた時に気をつけること
太る主な原因
体重が増える主な原因は、食べすぎや、合わない食べ物を食べていることです(Woodgreen)。獣医学の専門書であるMSDマニュアルでは、ハムスターがペレットの代わりに種を食べてしまうことがあるため、種の量は控えるよう勧めています。おやつは、食事全体の10%までが目安とされています。
狭いケージや、体に合わない回し車で、運動が足りていないことも、太る原因になります。
食べすぎや甘いものに気をつけたい理由
ドワーフ系のハムスターは、食べすぎや甘いものの与えすぎで、糖尿病になるリスクがあるとされています(Woodgreen)。水をたくさん飲む、おしっこが増える、痩せてきた、といった様子がある時は、動物病院に相談しましょう。
体重が減ってきたら確かめたい5つのこと
体重が減るのは、病気の早いサインのこともあります(MSDマニュアル)。体重が減ってきたら、次の点を確かめてください。
- ● 食べる量が減っていないか、フードを残していないか
- ● よだれが出ていないか、食べにくそうにしていないか(歯が伸びすぎると、食欲が落ちて痩せることがあります)
- ● 便がゆるくなっていないか、お尻が汚れていないか
- ● 水を飲む量や、おしっこの量が増えていないか
- ● 毛づやが悪くなっていないか、元気がないか
年をとると、歯に問題がなくても体重が減ることがあります(Woodgreen)。ただ、急に体重が減った時や、食欲がない時は、年齢のせいと決めつけず、早めに動物病院で診てもらってください。
ハムスターのダイエットは、食事と運動を少しずつ見直す
- ①おやつを減らす:種やおやつは控えめにし、食事全体の10%までを目安にする(MSDマニュアル)
- ②主食のフードを量って与える:量はパッケージの目安に合わせる
- ③フードは少しずつ切り替える:新しいフードは、今までのフードに少しずつ混ぜながら慣らす(三晃商会)
- ④運動できる環境を整える:体に合った大きさの回し車を置く
- ⑤体重と体型を記録する:週に1回など決まった間隔で測り、急に減った時は動物病院へ
食事の量を急に大きく減らすのは避けます。どのくらいのペースで体重を落とせばよいか迷う時は、動物病院に相談してください。
主食のフードを見直す
三晃商会(SANKO)のハムスター・プラス ダイエット・メンテナンスは、メーカーによると、良質な穀類をベースにした、低カロリーのハムスター用の主食です。与え方は、1日1回夕方に、体重の約5〜10%が目安とされています。
体に合った回し車で、運動量を増やす
回し車は、ハムスターが無理なく走れる大きさで、走る面が網ではなく平らなものを選びます(MSDマニュアル)。走っている時に背中が大きく反っているようなら、ひと回り大きいものを検討してください。
BUCATSTATEのスターライトは、直径21cmの静音タイプの回し車です。販売ページでは、ジャンガリアンやロボロフスキー、キャンベル、チャイニーズなどの小型のハムスター向けと案内されています。ゴールデンやキンクマには、もっと大きいサイズを選んでください。
ハムスターの体重のよくある質問
A:週に1回など、決まった間隔で測りましょう。毎回同じ時間帯に、同じ容器で測ると、前回と比べやすくなります。体重が減り始めた時やダイエット中は、もう少しこまめに測ってください。
A:変わります。ハムスターはほお袋に食べ物をためることがあるので(MSDマニュアル)、その分だけ重くなります。ほお袋がふくらんでいる時は、少し時間をおいてから測ると、ふだんの体重と比べやすくなります。
A:冬だからといって、増えても問題ないとは言い切れません。季節にかかわらず、種類ごとの目安を大きく上回ったり、短い間に増えたりした時は、体型を確かめてください。寒い時期の室温の整え方は、次の記事で紹介しています。
A:上から見た形や、脇腹の触り心地で、太りすぎていないかはおおよそ分かります。ただ、痩せてきた時の小さな変化は、見た目だけでは気づきにくいものです。キッチンスケールを用意するか、健康診断の時に動物病院で測ってもらいましょう。
A:少しならかまいませんが、食事全体の10%までを目安にします(MSDマニュアル)。種など脂肪の多いものは控えめにし、あげる量を決めてから与えましょう。
まとめ
ハムスターの体重の目安は、ジャンガリアンならオス35〜45g、メス30〜40g、ゴールデンやキンクマなら85〜150gほどです。目安より重くても骨格が大きいだけのこともあるので、数字と体型の両方を見て判断しましょう。
- ● 体重は、キッチンスケールに容器をのせ、表示を0にしてから測る
- ● 週に1回など、同じ条件で測って記録する
- ● 上から見た形、脇腹の触り心地、横から見たお腹で、太りすぎかを確かめる
- ● ダイエットは、おやつを減らし、主食を量って与えることから始める
- ● 急に痩せた時や食欲がない時は、早めに動物病院へ
- 出典:ペットのコジマ「アニマル図鑑」(ジャンガリアン、キャンベル、ロボロフスキー、チャイニーズ、ゴールデン、キンクマ)
- 出典:三晃商会「ハムスター・プラス(ダイエット・メンテナンス)」
- 出典:MSDマニュアル「Routine Health Care of Hamsters」(英語)
- 出典:MSDマニュアル「Providing a Home for a Hamster」(英語)
- 出典:Woodgreen Pets Charity「Your hamster’s health: what to look out for」(英語)
- 商品情報:各メーカー・販売ページの表示(2026年10月20日確認)
- ※本記事は情報の提供を目的としており、専門的な医療アドバイスではありません。体調に不安がある場合は、必ず獣医師や専門機関にご相談ください。
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